ネーミングとかはどうでもいいけど・・。歴史総合、いいんでない。
おはようございます。アリロボスです。なんかまた朝さむくなってきましたね。気温の変化に弱い人間にはつらいっす。
最近、ニュースで教育改革とかなんとか言ってますね。私は子供はいないので、どんなものなの?って興味が湧かなかったですが、ニュースで高校の学習指導要領の素案ってやつがどういったものなのかって放送されてまして、そこではじめて内容を知りました。
そういえば、「英語」や「プログラミング」ってのは小学年で力を入れてるってのは、なんか見たことがあります。(もちろん、ニュースで)プログラミングは、なんかロボットアームの動きの組み合わせて一連の動きを作るってもの。例えば、モノをつかむ→5秒キープ→モノははなすという組み合わせで、AからB地点にロボットアームを使って、掴んだモノを移動させるって感じ。まー、そのアームを人が持ってますけどねw。その組み合わせを分かりやすくするために、プログラム言語で無く、その動作を示した絵のパネルをパソコンで選択して並べるって感じです。いやぁ、いろいろやってますよねー。
話はそれましたが、高校学習指導要領ってやつ、初めて知りました。そんなものあったんですね。その中で、ニュースで紹介されたのが、歴史が「世界史」と「日本史」が合わさって「歴史総合」ってのを考えているんだとか。ネーミングはともかく、内容はなるほどと思いました。例題にしていたのは、黒船来航の件で、日本史だと開国だとか、その時の人々の対応(開国派とか攘夷派とかのあれ)についてよく書かれてたのが、歴史統合では世界とのつながりを説明しており、当時アメリカがイギリスと貿易航路を争っており、お隣の中国市場を狙うために日本に拠点が欲しいという理由が追加されてました。(イギリスは東に向かって中国へ、アメリカは西に向かって中国へというルート、だから、アメリカにとって日本の拠点は重要)
これを見て、なんとなく腹に落ちる感じがしました。たしかに昔、私が習った日本史でも世界とのつながりを示す部分はありました。朱印船貿易とか出島とかです。でも、世界の側から見た背景の理由が無いので、ただいつからそれが始まった程度にしか当時は考えませんでした。スペインやポルトガルより、オランダの方が日本にとっては都合がよかったとかそんなことは大人になってからです。あらゆる事柄が回りまわって世界がつながっていることを教えるのは、今の現代でもどうしてそうなっているのか?というのを考える力には力になるような気がします。
逆にその部分の例題がなくて、一緒の方がいいんでは?と思ったのは現代社会・倫理・政治経済を公共(必修)と倫理・政治経済(選択制)にするっていうところです。倫理と政治経済を選択にしても、実社会では政治・経済に倫理感がついてまわるのが当たり前ではと思っちゃうんですね。このあたりが、あえてタイプが違う2つの人間を育てるような意識が働ないてないのか?って穿っちゃいますが・・。私が想像しちゃったのは、今の政権の考え方に対して、教育関連の団体とかって仲悪い所もけっこうあるじゃないですか?(報道とか見た感じで言ってます。)彼らの考えはそれぞれ良い部分も悪い部分もあると思いますけど、仲悪すぎて、議論にならないので、ちっとも進展しないイメージがあるんです。でも実社会で生きていく一般の人は、政治経済と倫理感を天秤にして是々非々で過ごしていくのでね。変に選択しないでまとめてしまって、今の現状をそのまま見せて、あなたならどーしますか?でいい気がするんですがねー。
ただ、子供たちへのフォローを増すのは良いことだと思います。年金は世代ベースで議論があるのに、次世代への議論は少なすぎかと。日本人は自分の子供以外、社会全体の意識として次世代の子供を育てていくって意識は欧米より少ないって聞きます。ただし、子供への躾まで学校に負担を強いるのは違うと思います。あれは親の問題。片親、共働きだからとかの理由も関係なし、ただの放棄だと思います。残酷なようだけど、教師の数と生徒の数を考えたらわかるでしょ。もし、学校にその責任を押し付けるなら、海外の全寮制学校のような人間形成まで身に着させるような高額な所に入れれば良いかと。
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