投資が普通に

もっと早く始めたかったが、今でも始めてなかったらけっこうやばいはず・・。

こんばんは、アリロボスです。なんとなくですが、投資を始めていつかは〇〇ショックなるものが来ることはイメージしてました。そして、その時をどうやって耐えれるかってのはなんとなしにでも想定したものです。でも、やっぱり実際とは違うものですね。

私が投資を始めた時は、アベノミクスが始まる前でした。もともと、投資自体には抵抗が無い環境だったので、自分が始めようと思ったらすんなり始められましたね。丁度、ネット証券での投資も楽になった時期で、特定口座で口座も作れるような時期でもありました。今思うと、確定申告はそれほど手間には感じないけど、投資を始めた当初は、特定口座と一般口座の差はけっこうあると感じたので、良い時期だった気がします。

投資を始めて、なかなか思った通りに行かないなって思ったのは、実は投資を始めた当初なんですよね。当時から自分なりに調べて気に入った企業をいくつか買い増したが、なかなか芳しく無くて・・。ずんずん赤字(含みです。)になっていくわけですよ。ただ、おそらく投資は一生続けるだろうってことは覚悟していたので、撤退はしませんでした。でもまぁ、正直言って精神的にはなかなかに応えました。

アベノミクスが来たから楽になったというのは間違いなくあります。今では銘柄選びを色々考えていくうちに米国株投資へシフトしていきましたが、別に日本株バッシングは無いのは、やっぱりそれに助けられたという印象もあるからでしょう。私自身が今一番良いところで戦いたいという理由で米国株なわけなのでね。でも、そう考えると、投資を始めた時の最初の停滞は、このコロナショックの影響を受け止めるには良い経験だったかもしれません。普通に耐えきって、今は好調です。ま、コロナの影響はこれからもかなり続くとは思いますし、金融相場もどこまで続くのかわかりませんが、短くとも経験は生きたのかな。

さて、日米どちらのニュースにもちらほら見ますが、今回のコロナ禍の巣ごもりで、ネット証券などの口座数が伸びているそうです。給付金を使っての投資家デビューとかあるのかもしれませんね。だれでも最初はあるので、投資を始めるには良い機会だったのでは無いでしょうか?特に、今回の2月・3月の一番落ち込む時期に、上手いこと波に乗れた人は良い目を見てるかもしれませんね。逆にコロナ禍においてしばらく影響を受ける銘柄を買ってしまった人は、やきもきもしているかも。

今回のコロナ禍の給付金は、本当に困っている人達にはとても重要ですし、経済を下支えするのにも重要だと思います。投資だって経済活動を支えてますから。それに、給付金を貯蓄に回す行為だって特に悪い印象もありません。それが必要と思っている人がいるわけなので、どれが正しい選択かは人それぞれですからね。でも、今回のネット証券口座数の伸びって、給付金があったからという感じだけじゃない気がしてます。いや、きっかけにはなったかもだけど、薄々みんなが感じていたことが認識させられたって言う感じです。

日本の実際の労働環境って必ずしも在宅勤務に全部切り替われるわけじゃないです。でも、相当に無駄があるってことは気づいた人もいたんじゃないでしょうか?となると、今までの自分たちの労働環境、というか稼ぎの在り方がどうなのかってことを考えちゃったわけです。これは色々考えないと不味いぞって言うね・・。そういった背景が認識されて、でも、将来の年金問題とか不安があるわけです。つまり、このなんともし難い停滞感は、どうにも根が深いぞって感じですね。

だとすると、自分でなんとかしなければって思う人たちだって出てくるわけです。他に期待しないで自分でなんとかするって場合に、投資を手段の一つに思いつくのは想像できますからね。今回の件で日本は投資のイメージが一般的になってくれるとうれしいです。なんせ、パチンコなどのギャンブルなみにイメージが悪いですからね。