雨の災害って怖いです。長くダメージ続きますしね・・。
こんにちは、アリロボスです。今年は本当に纏まった雨が続く、「梅雨」という感じです。私も年を重ねてからは、めっきり暑さが辛い感じなので、若干の雨降りであればクールダウン感覚なんですけど、こう続くとジメジメして参ってしまいます。
実際、私は雨の災害の方が、台風や地震よりもイメージが悪いです。もちろん、どれもこれも怖いわけですが、実体験があるのが雨の被害、これなんですね。彼是20年近く前に東海豪雨で、私の働いていた会社が建つエリアが水浸しになったことがあるんです。自宅じゃないのがある意味救いでした。
確か当時も雨が続いており、どんどん道路が水浸しになっていくので、早々に会社から帰宅したのを覚えてます。これは多分ですが、もうちょっと遅ければ、車が冠水によって途中で止まったと思いますよ。なんせ、バックミラー越しに渋滞している車のライトが消えていくのを見ている訳なので・・。真面目に恐怖です。冠水の影響の無いエリアに辿り着いたら、一息つきたくて喫茶店に入ってから家に帰りました。そのまま帰れば良いものを、なんで一服いれたんですかね。安心したかったのかも。次の日にニュースを見たら、会社のあるエリアは普通に水没してましたね。
水の災害は地震の被害と同じように爪痕が深く、被災すると復旧に時間が掛かりますが、それに加えて水害って臭いとか衛星面がかなり厳しいんですよね。今はコロナ禍でみんなマスクをしているわけですが、水害後のエリアは色々なものが水に浸かって臭い出しますし、流れ出た土砂やらの堆積物が乾くと、粉塵として舞う訳です。もう、マスクが必須の状態になってしまいます。なので、今回ニュースで被災されている地域の映像を見ると、なんか昔の記憶が呼び起こされるんですよね。多分、一生消えないんじゃないでしょうか?
しかし、豪雨の水害って、もう毎年のように起きています。ニュースで見て知ったんですが、ここ最近の豪雨による水害の方が、台風よりもずっと死人が出ているそうです。それにしてはあまりハザードとしての格が台風より下な感じですね。そんな背景には、地球温暖化なんて起きていないみたいなことを訴える団体だとか、そこをフォーカスすると地価に影響するとかであまり目立たないようになっているとか言うなんかとあるバラエティの都市伝説みたいな感じストーリーでまとめられてましたよw。
たしかに、豪雨被害による土砂崩れで被害を繰り返す地域(まぁ、中国地方あたりのです。)が、住人が住むエリアのハザードマップに乗せるのを拒否しているなんて話はよくニュースの解説で聞いたりしますからね。これは、何と言うか人の業って感じですよね。そして、地球温暖化による環境変動って方にも、もうかなり地球温暖化はデータ的には信頼できると思うんですが、それでも否定する層はやっぱりいますしね。
相性が悪いと思うのは、日本は土地が狭いので土地に対する価値の考えもあると思います。事実、家屋よりも土地の方が高く設定されてます。なんせ買った住宅を次の日に売っても半額とかですからね。海外のようにきっちりメンテナンスしていれば築100年だろうと高額で売れるなんてのは、なかなか厳しい条件でしょう。だからこそ、土地に対する資産の意識が強いわけで、水害被害が起きるエリアを簡単に住居禁止なんて手段は出来ないのでしょう。
ただ、これからの日本は人口減少となり、閑散された地方のインフラ整備は厳しくなるでしょう。長い目で見れば、どこかで人が集めるような施策が必要になって来ると思います。逆にそれを拒むのであれば、その土地のインフラの劣化も自己責任でなんとかしてくれって感じになるんじゃないでしょうか・・。スマートシティなんてトヨタの話が有名ですけど、現実問題で本当に人が減ってきたら、もう集まるしかないじゃんて言う選択枝になると思います。
見晴らしの良い土地、オーシャンビュー、川が傍あるとなんかいい感じみたいなところが、ぼやっとあるわけですが、どっかの段階で災害に弱い地域には住むなって話が出てくるんでしょうかね。その時に出来れば、日本が財政やら人口やら如何ともし難い状態になる前に舵を切ってほしいとは思いますが、どうですかねぇ。昔は老後は温泉地みたいな考えも持っていたこともありましたが、ポツポツ遊びに行く程度で便利な都市周りに住むのが一番な気がしてます。
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