あんまり一強体制も困るけどなぁ・・・
こんにちは、アリロボスです。台風が来るような感じですが、いつの間にやらコースが変わったんですね。とりあえず、危なくないようならよかったです。しかし、子供の頃って、安易に学校が休めるとかで台風に悪いイメージが無かったことをふと思い出しましたが、今思うとよくそんなこと考えるなって思っちゃいました。
ネット証券の手数料競争ですが、どんどん進んでいますね。とりあえず最低手数料は0円という流れから始まりました。これは1回あたりの資金が小さい人にはありがたい制度ですが、ある程度まとまった額では変わらず手数料はついてました。私は毎月株を購入するほど、種銭が潤沢では無いので少しずつ貯めてから、買うというのを繰り返してましたけど、このやり方の場合は、この手数料の恩恵は受けなかったです。
しかし、ならば手数料がゼロな金額で少しずつって考えだと、自分が決まったタイミングで購入できる訳でもなくなるので、主にETFなど積立向きな制度かなって思ってます。実際、最近は個別株ばかりに目がいってましたが、ETFもそろそろ積み増さないとなぁと考えてます。ま、年齢もありますし、債券がひどいですからねぇ。
ロビンフッドなど海外証券会社から口火を切ったこの手数料競争ですが、いずれはゼロに向かうって思ってました。その代わり、売買の利益からきちんと取るというタイプに変わるんだろうなぁって感じです。でも、SBI証券がまたやりました。手数料を1日の使用金額として100万円までは手数料ゼロです。
これは・・。他の競合を明らかに潰しに行っていますねw。しかも、この100万円分の手数料ゼロですが、現物・制度信用・一般信用とそれぞれの口座で別口です。つまり合計で300万円なんですよね。これまでの手数料競争で、手数料に依存していたかなりのネット証券が大変なことは知ってますが、これはマネできないかもですね。
ネット証券の大手は対抗するだろうし、実際に楽天証券も同様の対応に出ました。しかし、これも完全じゃなくて現物と信用を合わせて100万円なんですよ。流石に地力が出てしまった感じです。これに続く大手のネット証券だと、松井証券やマネックス 証券でしょうか?どうなんでしょうねぇ。
ユーザーとしては、私は楽天もマネックス もどちらも使っているので、同様の対策を取ってくれるのは嬉しいですが、なかなか難しそうです。楽天証券はNISA、マネックス はメインの米国株をやっているんですが、SBIへのシフトも真面目に考えないといけない気がします。
勝因はSBIが色々多角化を進めてきた結果でしょうね。確かに色々始めた時は、大丈夫なのかと揶揄されてましたが着実に進めて今に至る訳で、やはりリスクを取って進めたことが成功に結んだ結果なんでしょうね。楽天の方は、携帯にご執心で、一時は売却の話まで出たのであんまり金融への熱量が無い気もします。マネックス はビットコイン とか結構面白いことやってますけど、なかなか苦戦みたいですね。
こういった競争は弱肉強食なので、どこかで形成が決まるのかもです。そして、今回がそうかもしれない。でも、ユーザーにとっては利便さが全てですからね。仮に今使っている証券会社が別企業に買収されたとしても、基本的に手数料やサービスに影響がなければ問題ないです。世知辛いですが、より便利なサービスになっていくなら仕方のないことかもしれないですね。
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