どちらの主張も、いつものように隔たりがあるんでしょうけど、そもそも銘柄の売買される理由が本筋で無いと普通困る。
おはようございます。アリロボスです。雪が降りました。今年はめずらしくよく降りますねー。しかし、ここ何年かはずっと「スタッドレスタイヤに履き替えたけど意味ねーな」って感想でしたが、逆に実際降って来ると「雪、めんどう!」なのは、我ながら現金なもんです。でも、めんどうくさいし。
今回のゲームストップのやり取りから、ロビンフッドや空売りファンドなど色々考えさせれました。基本的にどっちの片棒も担ぐ気は無いのですが、数値に基づいた判断が出来るような市場であることを望みますね。トレードには情熱ってのも時には大事かもしれませんが、そこにきちんとした理屈が基づかないと、他から見ると引いちゃいます。今回の件で、市場全般の株価が下がったのも、普通の市場参入者からの「勘弁してくれよ」ってサインなんでしょうね。
空売りファンドと言うか、株の売り自体に特に何の気持ちも無いです。自分が株を買う時は誰かが売っているわけなのでね。株を買うってのは、利益を求めるのは当然あるでしょうし、その企業が好きとか、将来性があるとかそういった気持ちもあるでしょう。ぱっと見で前向きに見えます。よく考えると不思議です。
でも、売りだって理由はあるんでしょう。資金は無限に無いし、単純にキャッシュがすぐに欲しいって理由もあって、売り自体になんとなくネガティブなイメージあるのも、これもまた不思議なもんです。ただ、空売りファンドのレポートとか、著名投資家の売りがどこどこの企業に手痛いダメージを与えたとか、そういったニュースは広まりやすい気もしますしね。イメージ的にところもけっこう左右しているんでしょう。
逆に個人投資家側から見たらどうでしょう。私は短期的に利益を上げるトレードほど、プロの方が有利だと思います。それでもなんとか短期で利益を上げたいってことが、今回の件なんでしょうね。もともと仕手株みたいなことは昔からあったので、やってること自体に目新しさは無いです。気になるのは、ファンドをやり込めてやろうって言う「我々こそ正義」みたいな主張が混じっているのが、ちょっと今の世の中の分断を象徴している気がします。
ただ、投資をされる企業を見るとやっぱり考えさせられます。今回は空売りファンドをやっつけようって建前と、仕手株のような株価の小さい企業が使われやすい面があったんでしょうが、そもそもその企業がみんなが買うだけのファンダメンタルだったかを考えちゃうとなかなか共感しづらいですね。だからこそ、ファンドをやりこめようって建前が出てくるんでしょうけど・・。この企業自体の価値以外のところでやられちゃうと、「正直まいったなぁ、あいつ・・」感じになっちゃうんですよ。
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