お墓事情

世の中、変わっていきますなぁ。

おはようございます。アリロボスです。暑い、めっちゃ暑い。

今日はお墓参りにいってきました。草むしりやら掃除やらでけっこう暑かったです。あまりというか、全然頻繁には行ってないので草がけっこう生えているかと思いましたが、それほどではなかったです。もうちょっと足運ばなければとちょっと反省です。

お墓の話といっても、宗教とかそんな話ではありません。それは人によってプライオリティが全然違うだろうし、それをどうとか言うつもりはございません。信仰心とか経済事情とか人間関係とか複雑ですからね。

今日、お墓に行って思ったのは、墓じまいの方がけっこう増えたなということ。私の家のお墓の隣は、まー、墓じまいがありまして空いているわけですが、いっこうに埋まる気配はありません。

私の住んでいる土地は都会では無く、ベッドタウンですが、お墓の永代使用料(お墓の土地代ね)は買った当時10万(安い?)くらいなのが、今は100万くらいになってます。それに年間の使用料がかかるわけです。どうでしょうか?この金額については、それこそ東京・大阪などの都会だったら、数百万もざらだと思うので安いと思いますが・・。それでもどんどん少なくなっていくんですね。大都市の隣の市なんですけどね。

でも、今日お墓を作る人はやっぱり少ないみたいです。葬式を挙げてもらった寺の住職が言ってました。(こうゆう世知辛い話も普通にするので、この坊さん、けっこう気に入ってます)私は家から30分と掛からずに、上手い具合に平和公園というか霊園に行けるので、移動は苦にならないです。でも、やっぱり、仕事の都合で地元から離れちゃっているかたは、お参りに行くのさえ大変ですもんね。

周りには共同墓地とか何個かあって、だんだんそうゆうものにシフトするか、もしくは、お墓を持たないっていう選択になっていくご時世かと思います。たしかに、自動倉庫みたいなお墓(ボタンを押すと、お墓がやってくるやつね。わからない人はウェブで)は味気ないですが、人によって事情がありますので仕方ないかもしれません。

私の家のお墓は、私が親からそのうち引き継ぐんでしょうが、その後はどうなるか分かりません。(守っていけよー。とか、言われても仕方ないじゃん。一人だもの。)まあ、親が購入したお墓なので、親族もろともが入っている本家筋の墓で無いことは救いですがね。親せきの本家の方にはつくづく同情します。

人口が減っていくと、お墓事情も変わってくるのでしょう。病院や役所などもどんどん合理化してまとまっていくでしょうし、最低限のインフラすら維持できなくなると、人の方が移動させられるような時代が来ちゃうんでしょうねー。やはり、身軽になっておくのが得策かなと思います。