グローバルの次の形

日本はこの方向しかないと思うけど・・、次が思い浮かばない。

暑ーい!アリロボスです。こんばんわw。(いつもと逆にしたいくらい暑いことを強調)夏バテかなぁとか最近思ってましたが、さらにバテてきました。これって年?厄年的な?いや、そんなバカなw。

最近はアメリカが口火を開いた関税合戦で、世界経済がモヤモヤしてますね。トランプ大統領は次の選挙モードもあるので、イケイケな感じで妥協する感じは見られません。一方の中国も同じようにプライド高いから引きそうにもありません。こいつら(ごめんなさい)がゴタゴタし出してから、手持ちの株も軟調が続いてますよ。ちなみに中華系の方は、面子も大事にする文化なので、トランプ大統領みたいにあーやって大っぴらになじるのは良くない気がします。私の職場には中華系の方は勤めてませんが、彼・彼女らに対して、仕事上の注意する場合に、「みんなの前では怒るな」とかはたまに聞いたりします。

アメリカはどう考えても一番今景気いいのに、こうゆう時にそれに逆行するような形の大統領が国民に望まれるってなんか不思議ですね。トランプ大統領の支持層は、ラストベルト(白人低所得者層)とか最初は良く聞きましたが、けっこう色々なタイプの方がいるみたいですね。隠れトランプとか聞きません?でも、どちらにしても関税を掛ければ、アメリカ国民の生活は苦しくなるだけのような気がします。トランプ大統領は、国内の製造業が衰退をなんとかしたいんでしょうが、衰退したなりの理由がありますよね。例えば、労働者の賃金とか。海外の安い労働力を使ってアメリカに輸入させる企業の製品を関税をバカ高く掛けて、アメリカ国内で作った方がマシって感じにしたいんでしょうか?

私は経済評論家でも無いので、もっと色々な狙いがあるのかもしれませんが、トランプ大統領って案外こういったシンプルな考え、というか衝動で動いていき気もしますね。でも、本当は演技なのかなー?でも、この考えで話を進めると一つ欠落してる部分があるんですよね。「じゃあ、やっぱりアメリカでモノを作るわーっ」てことになった時に、その企業で働くアメリカの労働者が海外の労働者と同じ賃金で働くかってこと。え?そりゃ海外労働者側に合わせるでしょ。「関税を避けてきたから戻って来たのに、なんでさらに給料上げなあかんねん!」って普通に思うんじゃないかな。でもきっと、じゃあ、関税下げるってことになると、「あ、じゃあ下げた分海外でw」とかなりそうw。いままで、好き勝手なことを言ってきてると思うアメリカですが、さらに好き勝手に言うトランプ大統領の立ち振る舞いに、支持者の方はある意味陶酔しているんですかね?それか、元々自分たちの景気が悪いので、あんまり関係ない感覚なのでしょうか。「おまえらもおれらと同じようにもっとつらい目見ろ」的な、ね。

中国もどうなんでしょうかね。おいそれとは引かないでしょうけど。アメリカの本当の狙いは、中国へ進出した企業が技術移転を迫られるのをやめさせたいとか、知的財産権とかを本当は何とかしたいはずです。関税とかなんとか言いつつ、本当の狙いとしては。中国もそれを分かってない訳は無いけど、それを飲むってことは、自分の成長を止めるってことだから、そう簡単には飲めないと思います。日本はアメリカから、ドイツはイギリスからという感じで色々な時代で、売れ筋の工業や商品を模倣して成長のとっかかりにするっていうのはどの国でも良くある話です。大事なのはそこから次に行くときの引き際の問題なんだけど、中国の問題は欧米や日本と同じような資本主義のルールを完全に踏襲するつもりが無い気がするので、よけいにギスギスしている感じがします。同じ欧米諸国のような知的財産権のルールの枠組みに入るならどこかで手打ちが出来そうな気もしますが・・。何で手打ちにするんでしょうか?それとも貿易戦争まっしぐら?それはマジでやめてほしい。私の株ちゃんが・・。

日本は政治的にはアメリカよりですが、どう考えてもグローバル経済の中で生きていくしかない国なので、結局のところアメリカも中国も大事なんですよね。もっとしたたかに立ち回ってほしいんですが、モリカケ問題とかそんなのばっかりやってますね。カジノ法案とかも・・。今のグローバル経済は、「栄えている人がもっと栄える」構造で、豊かさが全体に回らないので、その不満が今の世界情勢で国家主義的な国が多くなっている理由だと思います。そういった自分たちにも豊かになるチャンスすらないじゃないかという不満に対して、それに成り代わって(もしくは利用して)、国家主義的な政治家の方が台頭してくるんだと思います。彼らの考えはそれはそれで有りだと思いますが、もし、もし「思い」だけで「プロセス」を考えていない政治家を選んでしまった国民は不幸でしょうね。しかし、グローバル経済・社会の次の状態って何なんでしょうかね。仕組みでなんとかできるのか、それとも人それぞれの意識の問題なのでしょうか。私にはよくわかりません。

しかし、日本ですが、よくよく考えると、今の貿易完全の話の方が超重要なはずなんですが、マスコミとかは、なんでもっとそちらの話が出ないんでしょうか?本当は出ているんだと思ってますが、ニュース番組や討論番組でモリカケ問題ばかりやっているとコメンテーターが苦言を呈することをたまに見ます。その時の大抵の場合の返答は「そればかり(マスコミが)つまんでいるからでしょう」いう感じですよね。日本人は変なところで潔癖なところもあるので、不祥事モノの方が視聴者がよく食いつくんでしょう。でも、たまにはこういったモリカケ問題の報道をバッサリやめて、「日本をこうしたい、それにはこういった方法をやっていく」というようなド本命のような議論だけを報道するとかあってもいいと思うんですがね。あんまり視聴者受けしないのかなー?

でも、「禁モリカケデー」とか「禁モリカケウィーク」とかあっても良くない?何かほかにおもしろいことが見るかるかもよ。