銘柄へのポリシー

全然今が買い時って思わないけど、気に入る銘柄に出会いたい。

こんにちは、アリロボスです。なんか暑くても風があると過ごしやすい感じになってきましたね。でも、あまりにゴロゴロしすぎてすでに休み疲れが出てます。

ちょっと前のニュースで、金融庁の調べで、国内29の銀行で投資信託を買った個人客の半分近くが、運用損失を出しているってのを聞きました?このニュースを聞いて、銀行で買うと「元本割れとか無くて、絶対安心だ」とか、「いや、銀行が持ってくるのなんて必ず損するでしょ。」って意見はさまざまでしょうか?

私はもともとネット証券しか使ってないので、窓口口座だったり、電話でのやりとりはしないのですが、この結果ってそもそも銀行にお任せしすぎなのでは?って思います。悪い証券マンだってまだまだいるかもしれませんが、基本的におすすめしてきた金融商品は、売買したときはきっと良いものだったのでしょう。(そう願いたい。私は使いませんけど)

でも、経済ニュースで銀行マンや証券マンのコメントを見る限り、あることを思いませんか?それは、彼・彼女らはその当時に言っていた考えに対して、市場に対して何か動きがあれば全然意見を変えるってことです。これ、別に責めているわけではありません。彼らの商売は、私たち個人投資家と違って、時間制限があるんですからね。

つまり、どんな良い銘柄だったとしても、ちっとも値動きしないものは商売にならないし、損が出たらすぐに見切りをつけるでしょう。また、売上を出すために(その当時の)良い商品が見つかれば顧客に紹介して、売買してもらって手数料を稼いだりしないといけないはずです。普通の会社に置き換えて考えれば、会社で上司にあと5年で結果だしますとか言ってるやつ、いないでしょ?ってやつです。

要は買ったもののお守は自分でしなさいってことですね。投資信託は個別株と違って、銘柄一つ一つに強い思い入れが出ない分だけ損切りしやすいこともメリットだと思います。(個別株とかと比べたら、ですが。)気に入らなかったら、例えおすすめされていたものでも無慈悲に売れば良いかと。きっと、その時点で、おすすめマンのおすすめにはなっていないと思いますよw。

しかし、言っている私だって別に大成功している人じゃありません。日経マネーの記事を読んだ方いらっしゃるでしょうか?負けている投資家はハイレバレッジなものをよく買うんだとか。高配当やバリュー銘柄の投資スタイルの人は勝っている人が多く、チャート分析やテーマ株、イナゴ投資をやる方は負けている場合が多いらしいです。

私は、海外株がメインで日本株もやっているので分散は効いていると思います。それに、高配当とかバリュー銘柄を結果的に選んでいる形になるんですが、ディフェンシブ銘柄の比率もけっこうあると思います。(全体だと7~8割、米株だと5~6割くらい)でもですね、ハイテク株とかテーマ株(今だとサブスクリプションモデルを採用してたりするようなところでしょうか)も好きなんですよね~。

ハイテク銘柄やテーマ株の買い方だって、理想を言えば、「これから来るものはこれだ!!」てなもんで、流行をいち早く察知したいもんですが、それはプロの方でも難しいでしょうし、やっぱりプロや上手い方たちの情報を参考に自分としてもそれに乗れるかどうかを決めるくらいしかできません。一生かかってもその域には行けないかもなーとも思っちゃったりしてます。

だからと言って、次の世の中の動きを引っ張って行こうとしている銘柄、そして、そんな銘柄になりたいと思ってチャレンジしている銘柄はやっぱり応援したいじゃないですか?なので、私の場合はある程度の比率はどうしてもそういった選択になってしまうんですね。それが上手く行くかは正直わかりません。それに応援したい銘柄も、あくまでも自分にとってのことなので、世間が認めるのとはまた別の話ですからね。

できればもうちょっとハイリスクなものの比率としては抑えたいって気持ちはありますがね。ただ、せめて誰かのおすすめとか記事にあったとしても、これは自分もそうだと思って乗ると決めたって心持ちでいたいもんです。自分が決めたってこと大事です。あ、余談ですが、私の家族は、今回のトルコの件のちょっと前にトルコリラをおすすめされたりしてましたよ。もちろん、買ってませんが・・・。いや、あぶねーw。