TVの今後

地上波は当分変わらないのは、人口分布も影響があるんでしょうか?

こんにちは、アリロボスです。ようやくうだるような暑さが過ぎたと思えば、雨が多いですね。湿気が高いので実際の気温に対して過ごしづらい感じがします。

最近はテレビを観るって行為がずいぶん変わってきたと思います。ぶっちゃけ言えば、見なくなった。それでも(趣味とも言える)投資情報の足しに、経済番組やニュース、情報番組は掛け流しで見ているわけなので、自分としては、年の割にはけっこう見ているんじゃないかなって思います。

もっとも、投資の餌としての眼で観る時は、どうしてもそういった番組が良い面だけをピックアップする傾向があるのも知っているので、ネットや証券会社の情報、SNSだったり色んな情報と組み合わせて使うわけですけどね。どうでしょう・・。純粋に娯楽としてボーと見るのは、それこそ歴史もの(ドラマでは無い)とか動物もの(ペットのじゃなくて、野生の)ぐらいでしょうかね。野生の動物の生態を見せる番組は減ってますからねぇ・・。こういったことは、ジャポニカ学習帳の表紙が昆虫じゃなくなったというのと同じ事かと。人気が無いというか、その意義が伝わらなくなってんでしょうね。

そんなこんなで、AmebaTVやネットのYoutubeなどよっぽどそういった色々な映像が多くなっているので、いつのまにやら見ている比率が多くなったと思います。私の生活としてはTV自体をずっと観ている機会は少なくて、情報を得るため以外なら、チャンネルが点いても点いていなくても良いと思ってます。そうすると、意外性があったり、それほど長い時間の拘束が無いネットの方が、実際に都合の良い場合が多いと思うんですよね。

中年の私がこんなこと言っているのだから、若い世代のTV離れは相当進んでいると思います。内容の自体については、どちらだってピンキリだし、その人の好みもあると思うんですけど、おそらくTVにずっと留まらせるというのが時代に合わなくなっていると思います。ネットの動画など短いスパンのものも多いし、それが何かの「~ながら」に都合が良いと思います。今はなるべくネット側へ人材を流出させないような感じを出している気がしますが、これって何かの圧力なんでしょうかね。これもおもしろい。

ただし、いくら内容自体に好みがあると言っても、どんな世代もこの番組がどんなターゲット層に向いた番組なのかは自ずと分かっちゃうと思います。今でゆうと、高齢者や主婦層向けでしょうか?お笑い番組などは、ひな壇に出演者を並べて放送するものが多くなったし、やたらと田舎や街中をブラブラするものも多くなってます。ワイドショーの「あの感じ」は言わずもがなでしょうか?

メディアも営利目的もあるので、もっともターゲットが多い層にスポットがあるのは当然です。責められませんね。でも、次の層への一手がまずいと思います。本気でネットの方へ主流が移って行ってしまうかと。そうした場合にTV自体にも扱い方が変わると思います。それはネットフリックスやHulu、アマゾンプライムのようなサブスクリプションモデルに変わるってことです。なんでそう考えるかって言うと、ネットの場合は観たいものを自分で探して観る動きをするので、それにユーザーが慣れてしまえば、自分の望んでも居ない番組を省ける配信型の方がリーズナブルだと判断すると思うんですよね。もしくは、完全にTVを見ないでネットのみとか。

私はTVを付けてボーっと眺めるのは、ある意味では文化だと思います。でも、それがそのままずっと変わらずにいると思っているのは、都合が良すぎたのかもしれませんね。ただ、やりようによっては生き残れるチャンスはまだまだあります。今の各放送局のオンデマンドはただの録画みたいなものですが、もっとやれることは色々あると思いますからね。