大企業の裏面

うーむ、最近こうゆうの多いな・・・

こんばんは、アリロボスです。PS4のスパイダーマン、おもしろそう・・。ゼルダみたいな自由な感じの臭いがします。

いやー、アマゾンもやらかしましたね。アマゾンの従業員が賄賂を受けて機密情報を外部へ流出した件です。中国の深センのアマゾン社員らしく、仲介業者へ内部の数字や顧客情報やレビューなどを提供し、さらに悪いレビューを削除して、禁止されたアマゾンのアカウントも復活させるサービスもやっていたそうな・・。

これは特にめずらしいことでは無くて、中国国内の比較的に賃金が安い従業員の割合が多いらしいので特に目立った為のようです。つまり、どこでもやっている見たいってことですね。いやー、これって怖いですよね。もし、とある商品のコメントで、悪い評価を書いたとして、自分の情報がその相手に知られちゃうって・・。目の前で陰口(陰口っていうか・・)しているようなもんですし、真っ当な評価としてレビューしたとしても、相手企業にマークされかねない。(大げさじゃ無く、有り得ると思います。)

この犯罪に手を染めた従業員には同情の余地は無いでしょう。なんでこれまであったのに、中国の従業員ですっぱ抜けれたかというのはちょっと気になりますが、情報を取られた側には関係の無い話ですよね。

この従業員の給与が安いっていう話はけっこう根が深い話です。グローバル展開した大企業の末端が、ものすごい低賃金で従業員を雇っているって話は、みんな、そうだろうなーって思っていると思うけど、やっぱりその通りなんですよね。例えば、大企業そのものが関わるのではなく、それに関わる会社のそのまた末端なんて、どれだけ薄利で従業員が働かされているかわかりませんからね。そして、微妙なところです。明確に大企業本体のせいじゃないけど、その存在がそういった事象を招いているわけですから。よくあるネタ話ですが、世界的に有名なキャラクターがあるとして、それをみんなは愛らしいやらかっこいいやらと思うわけです。でも、案外のそのマスコット人形を作らされているのは、発展途上国でものすごい薄利で従業員を働かせて作っていたり、下手したら子供を使っていたりするわけです。

今回のアマゾンの場合は、これとはちょっと違うとは思います。ただ、アマゾンの圧倒的なテクノロジーを持った物流センターって有名ですよね。搬送ロボットが倉庫への格納や搬出を行うし、従業員の前まで運ばれた出荷品をチェックするだけなのだから、それは確かに安くなるはずです。ただ、生鮮食品とかはロボットとかじゃくて人みたいですが・・。もっとも、これはTVで見た情報で日本のアマゾンの物流センターの話です。中国とかも同じなんでしょうかね?ただ、やっぱり実際にそこで働く従業員は低コストなんでしょうね。

今回のニュースで思ったのは、情報がこれからは重要になってきたんだなぁってことが再認識できました。フェイスブックの件だってそうですよね。でも、もともとの大企業が持っている圧倒的なパワーが影で色々な利権だったり、不幸を生むのは昔からのような気がします。アフリカの資源を貪る世界的な企業やら、世界的機関の後押しで民営化される際のインフラ工事に出てくるいつも出てくる企業だとか、挙げたら枚挙に暇がないです。そして、今回は情報を重要な資源として新しい巨大企業が出て来て、やっぱり色んな影響を振りまくんでしょうね。今回の情報流出もその影響なのかもしれませんね。

たしかに今の世の中でアマゾンやらグーグルやらに自身の情報を提供しないで、生きていくって言うのはあまりに不便です。かと言って、個人でそれを防ぐなんでどうやったら良いかわかりません。せめて、情報リテラシーが無い方が全て同じパスワードにして丸々情報を抜かれてしまうようなことをしないように日々気を付けるだけでしょうかね。