最近、ゴタゴタが多いよねぇ。
こんばんは、アリロボスです。最近涼しくなってきたので、夜はすぐに眠くなります。夏の疲れでしょうか。
なんかあんまり印象がなかった国連総会の演説がにぎわってますね。アメリカ大統領の国家主義に対して、グローバル化を進めたい諸国があーだこーだ言う感じです。よくも悪くもトランプ大統領はブレませんね。選挙前だから弱いイメージは禁物なので当然と言えなくもないですが。
しかし、グローバル経済の恩恵をもっとも受けているアメリカが国家主義を標榜して、グローバル化や世界の協調を、それについて「本当か?」と思える中国やらロシアやらトルコ、イランなど国家主義の国が標榜している縮図は何というか変な感じです。
アメリカの中国叩きは、かっての日本叩きのようにずっとずっと続くと思います。日本はずっと我慢してヘーコラしてたわけですが、それによって自動車を代表する日本の大手企業がアメリカで現地生産をするようになり、さらに強大になっているわけですから複雑です。日本企業は景気が良くても日本人はいまいち景気が良くないのは、日本の仕組み自体の問題のような気がします。
少なくとも知的財産や技術流出などが落としどころにならない限りはずっと続くんじゃないでしょうか?関税合戦になっていますが、アメリカ自体は内需の国であって、新しい発明やら技術の発信地であるわけだから、中国と立ち位置が違うと思います。シェールガスなどのおかげで、資源的にも全然心配いらなってますし。もちろん大豆などの食料品などの関税は、アメリカの農家の人にはきびしいでしょうけど、それすら覚悟してやるつもりじゃないでしょうか?
日本やドイツなどは産業を興す時に外国の模倣から始めて、そこから自分なりに昇華させて工業国になった歴史がありますが、世の中が発展していくと知的財産へのルールが重要になってます。そして、昨今出てきた発明や技術は、より威力が大きいのでパクられたシャレにならないってところも実際あるんじゃないでしょうか?もちろん、アメリカがこれからも覇権を持つって意味合いなんでしょうけどね。
中国は、各国から色々言われてますが、今まで変わらず同じことやってきた国だと思います。そして、欧米諸国とは違う道を歩んでいると思うんですね。日本やら他のアジア諸国は、欧米が作ったグローバルルールに枠組みに入りましたが、中国はグローバルだけどももっと国家的な仕組みを目指している。そして、アリババやテンセント、バイドゥは今や世界に冠する企業の一つですけど、アメリカのどこかの企業の似た感じがあるのはみんな知ってることです。その企業もアメリカ企業を中国国内から放逐したことで大きく成長したわけだけど、情報自体は国家と共有している感じで、ちょっと他とちがうんだよなぁって感じです。
その結果、今や中国はAIで各国より一歩進んでいるそうです。いたるところにある監視カメラや電子決済、各個人の評価が電子化されているなど、個人としては生きづらいかもしれないけど、群としての考えると、これほどAIが育つ環境は無い気がします。もっとも欧米や日本などが望むAIの形とは別のものかもしれません。
それに中国だけじゃなく、ロシアや中東、ヨーロッパだって、グローバルを謳っているけど自分ファーストな部分をどんどん表に出すようになってきていると思います。これはアメリカの大統領のおかげで「あんなことも言っていいのか」ってちょっと敷居が低くなったのも影響していると思います。これからは国家主義とグローバル化がぐるぐるととぐろを巻くように、複雑に絡み合う感じになるんじゃないでしょうか?
でもそれとは別に実際に覇権を握っているのが企業じゃないかと思うんですよね。これもよくある話ですよね。でも、FAGAなどの新しい超グローバル企業は支配の仕方は、国家の形とはちょっと違うのではないでしょうか?なんとゆうかいつのまにやら人々の生活の中に取り込まれているって感じ。よくEUがこれらの企業になんらかの制裁金を理由を付けて発動してますが、これは自分たちの国から発信された企業で無いやっかみにも見えますが、この浸透への危機感にも感じます。
アリババなどの中国企業は、国家に与している感じですが、これら企業はアメリカ企業なのにアメリカのものと言うより、まさにグローバルのものって感じがします。世界経済が発展するほどどんどん色んな地域に浸透しますしね。
そんな中で日本はいまいち元気が無い感じです。最近のテレビで日本すごい!ってテーマがやたらと多いと思いませんか?100均アイテムとかの自慢まであるじゃないですか?政治や企業や経済が変わらないからって、自分も何もしないでいいわけないですよね。ちょっとづつでも先々のことを考えて動いていかないと・・です。
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