これからは全てが足並み揃えていくような好景気は無いと思う。
こんばんわ、アリロボスです。期が変わりましたが、なんか私の身の回りではパッとしませんね。期の変わり目でなんか停滞感があります。どこの会社もそうなんでしょうか?
それはそうとニュースで景況感3期連続悪化の件を聞きました。3期連続はリーマン危機以来だそうです。原材料や自然災害などの影響だそうです。たしかに物価は高騰している感じはしますね。全然給料が上がらない分余計に感じるのかもしれませんがw。また、自然災害ももうなんか毎年起きている感じですよね。一つ一つの自然災害では、現地で多くの困っている方がいると思いますが、こう毎年というか1年でも数回あったりすると、本当にきついです。これって台風とかは温暖化の影響とかあるかもしれませんが、そもそも地球の長い歴史の中で活動期みたいのに入ったってことでしょうか?あんまり詳しくないですが、地球の歴史では氷河期や乾季など厳しい気候の方が多いって言うし・・。
企業の反応は、製造業及び非製造業も予想に対して景気は悪化で、先行きも好転していないようです。その中でも気になったのですが、為替想定ってあるじゃないですか?あれって1ドル=107円くらいって言うじゃないですか。これってかなり安全走行ですよね。前回と比べてもそれほど変わらない感じです。本当に日本は石橋を叩いて渡らないですね。石橋を叩いて、誰かが渡るのを待ってから渡るでしょうか?
たしかに今はアメリカとの貿易交渉だったり、米中の関税合戦だったり、トルコやブレグジットやら問題山積みで、今はちょっと景気が上向いていますが、全く何も解決してないわけで、だから仮に今景気が徐々に良くなってきても、いまいち信用できないというか、先々の見通しが暗いって気持ちが強くてどこも攻めの姿勢を取れないような印象です。
私は政府が企業に賃上げ要求をするっていうのは、本来は民間に口出すべきことじゃないって思います。でも、例えばアメリカではトランプ大統領の減税の施策で、税金が安くなったりとかで全てとは言いませんが、企業が増収になったことがあったじゃないですか?その時にアメリカの企業は、臨時ボーナスとか社員へ還元しましたよね。でも、この考え方って、別にあぶく銭だからパーと使っちゃえじゃなくて、アメリカの経営者は賃金が上がることによってお金が廻って、結果的に自分たちに利益が戻ってくることが分かっているんだと思います。
でも日本で同じことが起きてもとても同様のことをやりそうには思えない。なんか貰えたから、万が一の為にとっておこうって感じです。日本の企業が社員を辞めさせにくいってことは知ってますが、それでもあまりにお金を回すってことを気にしてないように思います。これって日本人が現金主義であるとか、日本人が最もお金を持っている瞬間は死ぬ間際だとか揶揄されるように、ただただ意味なく恐れてため込んでため込んでの精神に近い気がします。
こうゆう状態を俯瞰しますと、もう全ての日本企業がバブル期のような上昇は完全に無理だ思う。きっと、上昇していくのは残るべきして残った企業だけで、そういった企業だけが、活気を取り戻していくと思います。今動かないでいつ動くんでしょうかね?なぜなら、今後は消費税も増えるし、人口も減少します。そのあおりを受けて、一部都市を残して地価もどんどん下がっていくでしょう。いまのうちに人をなるだけ確保するとか、強い企業体制にするべくアクションを起こしていくべきなんですが、そこに社員への待遇を上げるって効果が抜けてると思います。設備投資とかM&Aとかも分かるけど、人と人とをつなぐパワーって大事かと。(待遇が上がれば、それにつられて人も寄って来るもんじゃないのかなぁ)
アメリカの企業は、その点まだまだ伸びしろはこれからだし、新しい企業もどんどん生まれていきます。中国の企業は人口の多さで今後も有望かもしれませんが、今の関税戦争の結果を見てからでしょう。ぶっちゃけちゃんと知的財産が確保されたり、技術供与の件を頑なに拒むと長い目でマイナスには見えるんですけど・・。米中のやりあいのニュースはお互いのアクが出すぎて、水面下で動いている部分をニュースではあまりフォーカスしませんしね。(アメリカはいわゆるマッチョな姿勢、中国は面子を気にする姿勢でそれぞれ譲らない感じ)いずれにしろ投資はやっぱり海外をメインでやっていた方がよさそうです。
最近は他事で投資の勉強がなおざりになっているので、もっと勉強しないとって気にしてます。ニュースを見て、その裏の思惑や知見まで思い浮かぶようになれるとかっこいいんですけどねぇ。難しいです。ちなみに日本を案じてますが、投資ではドライに考えてますよ。価値のあるものを応援して、一緒に潤っていくのが投資じゃないかと、施しじゃないので。
最近のコメント