米中問題のその後

現実的に投資目線ではやっぱりアメリカなのかなぁ

こんばんは、アリロボスです。ディズニー映画の「アラジン」が調子いいみたいですね。CMであのウィル・スミスの姿には度肝を抜かされましたが、やっぱりディズニー映画は大安定みたい。最近は実写化が多いけど、アニメのリバイバルと実写映画を繰り返せるから、これってずっと繰り替えそうで、ディズニーはけっこうお得なんじゃないのかな?

米中の経済問題が続いてますけど、日経新聞に2018年の世界市場調査の記事で色々考えされられました。「主要商品・サービスシェア調査」では、中国勢がスマートフォンなど9品目でシェアを拡大したとのことです。なんだかんだで、やっぱり中国の勢いはまだまだあるってことでしょうかね?

中国の企業の追い上げがまだまだ続くのかは分かりませんが、いずれにしろ大半は米か中の企業がシェアを占めているってことです。AI分野などは特にしのぎをけずっている印象ですが、中国だとAIなんかは強権的な政治体制と相性が良いので、米も苦戦気味じゃないでしょうか?あの監視カメラの数とかニュースで聞くだけでもすごいじゃないですか?

もちろん中国の全土がAIというかビッグデータの恩恵を受けている訳じゃ無いけど、あっという間に渋滞回避の経路を見つけたり、犯罪者を見つけたりとAI技術のすさまじさは聞きますもんね。人権や個人の権利って欧米では基本ですが、ここが逆にAI活用に足を引っ張っているのが面白いところですよね。

この覇権争いはずっと続くのが世間一般の見方だと思います。それこそどちらかが負けるまで。ま、負けの形がいまいち分からないのも難しいですけどね。日米で経済問題がケチョンケチョンにやられた時もズルズルと落ち目になっていった印象の方が強かったです。

でも、よく考えると中国は日米の経済問題を見ている訳ですよね?さすがに同じ道を辿るんでしょうかって思います。中国の一番の目的は、いまの世界市場において、アメリカの位置に取って代わることでしょうけど、それもなかなか難しいと思います。となると、冷戦みたいに二分化になるんでしょうか。

例えば、アメリカのイノベーションに対比して、パチものだと揶揄されたりしますが、それよりも基軸通貨がドルから変わるのは色んな国で困ると思いますしね。米国債もどの国もいっぱい持ってますしね。

また、欧米の考え方と中国との考え方が馴染まないって部分があるかもしれませんが、これまでの世界経済だって結局は経済規模と照らし合わせて、なぁなぁなところがあると思うからです。なんとなしに、その面は見て見ぬふりになるような気もします。例えば、中東問題だとアメリカや欧州と色々ありますが、チベットやウイグルを抱える中国とかはそれほど言いませんよね。

やっぱり私も色々な方がけっこう警鐘している二分化が起きるような気がします。最初はアメリカに取って代わる気満々ですけど、落ち着くところはこんなところじゃないかなって思うのです。米中のやりとりで、太平洋を東と西で二分しようってコメントを聞いたことありましたけど、その二分するってこうゆうことなのかなって。

そうした場合は昔の冷戦のように欧米の経済圏と別物が出来るわけですが、そうした時にどうなんでしょうかね。別段、今はアメリカ株の投資がメインですが、さすがに経済の景気が落ち込むような気がしますね。きっと、完全に分断されるまではひどい状態が続く気がします。

しかし、そんな先々のことを予想して投資するなんて、私には無理だし、プロだって無理でしょう。しかし、本当に分断してしまったら、経済のパイが小さくなるわけですから、景気も落ち込むのは間違いないでしょ。無理かもしれないけど、やっぱり風通しのよい経済市場になって欲しいです。米株をメインにしているってのも、一番活気があって、儲かっている場所だからで、そこで投資したいからって言うのが理由なんですよね。別に国では無いんですよね。