働きやすい働きがい

どの職場が花形?どこがでは無く、良い仕組みが重要だと思います。

こんにちは、アリロボスです。お休みに入りました。今の部署の2つ前の職場は、ラインが停止する休暇中のタイミングに仕事をする職場だったのでよく出勤がありました。もちろん、代わりの休みはもらうわけですが。しかし、今の職場はトラブルが無い限りは、ゴールデンウィークやお盆やお正月など普通に休めるので、精神的にはなんか安心ですね。逆に人がどこも混み混みなんで、出掛ける分には大変なんですけど。

働くことを第一にする人も、そして、いない人もいますが、私にとってはとりあえず真面目に働くことは心がけています。もちろん、不平や不満はありますし、働いている会社や職場による影響はさまざまなので、あくまで私が働いている職場の感想でしかありません。

きちんと仕事をやって成果を出せば、別段残業を無理やる必要も無いし、仕事の対価として給金にもその結果が反映されるわけですね。仮に今の職場から別のことをやりたいと考えるようになっても、そこで働く限りはきちんとやっていこうと思います。

何と言うか、回りまわって、それが自分の為になると思っている訳ですよ。やることやってるから不満も言えるって思うのです。(ただ、ブラックな企業や職場におられる方には言えることだとは思ってませんのであしからず。)

どの会社にも花形の職場ってあるじゃないですか?みなさんの勤めている会社はどうでしょうか?営業が強かったり、開発部門が強かったり、はたまた財務部門とか色々あるんじゃないでしょうか?

もっとも花形職場と言っても、会社でのエース級の人(人間性は置いときますよ)達は別として、ただそこに所属しているだけの人まで肩で風を切ってあるくようだったら、不満を持つ方もいるかもしれませんね。これは人間の感情も入って来るし、不満のケースも色々ですから、なんとも言えませんがね。

しかし、勤めてそこそこの年数になると、その会社の部署毎の格差(待遇とか権限とか)よりも、部署から部署へと流れて、それぞれが連携している業務の仕組み作りや評価システムに不備がある方が不満が根深いって感じがします。

たとえば、サービス業で営業が新たな顧客を獲得したり、メーカーの開発であたらしい商品を開発されたりするのを、評価されるのって普通に当たり前って思えますよね。十分な対価を得て然るべきだと思います。もっとも評価されるのって最初のとっかかりを作った人っていうのは当たり前じゃないですか?その人がいないとゼロかイチなわけですから。

しかし、とある商品やサービスのビジネスを立ち上げていくには様々な部署の協力が必要です。材料を調達する資材や生産体制を維持する製造や品質管理部門、その商品を作る設備を立ち上げる部門など色んな部署の連携で物事が進んで行くと思います。これは多分どこの会社だって普通じゃないでしょうか?

不満の温床にならない為に大事なのは、この仕組みについての評価が上手くなされないことだと思います。つまり、とあるビジネスに対して、どこの部署が誰が何をやったか、そして、それが以降のビジネスにどう影響していくかなどの個々の社員の業務内容や評価が見える化できていて、そして、それが次の別の業務にもさらに繋がる形にシステムとして組みあがっていることだと思います。

その部分がおろそかになって、いつまでも「いいとこだけは、俺」みたいなシステムを維持していると、組織がへんなことになってくると思うんですよね。会社に拠らないで、所属組織に拠る感じが出来てしまう。なんであんなのが上にいるんだろうなって思ったことありませんか?

歪なシステムが組みあがってしまうと、それを正しい形に戻すのは大変なはずです。それを改善しようとすると、その歪さで旨味を得ていた人が、今度は抵抗勢力となってきますからね。そして、この部分を会社の下部組織から浄化を求めるのは多分無理なわけです。明るみに出る前に潰されるかしてしまうでしょう。

その不具合を見つけるためにも「見える化」って重要な要素だと思います。もちろん、それを不審に思い、動ける人たちのアクションが無ければ、ただ見てるだけになり下がるわけですけどね。