消費税対策で、住宅エコポイントって本当にいいの?いや、買う人はいいけど、本当にいいの?

人がどんどん減って行って空き家とか増えてるのに、新築推しより中古なんじゃないの?

こんばんは、アリロボスです。最近、お休みになるとすごいダラダラしてます。もうちょっと活動量を上げたいところですが、冬眠時の動物のようにぐったりしちゃってます。

消費税の話で、住宅エコポイントが復活するかもって話があるそうです。まぁ、エコ住宅の新築やエコリフォームに対してポイントが付くというものです。ただ、ポイントが付くのにも色々な条件はあるわけですが、細かいのは書きたくないので省略しますw。

そして、そのポイントの交換対象は、商品券や追加のエコ住宅やエコリフォームの工事などに対応するようです。鼻っから追加っていうのがちょっとケチな感じはしますが、住宅の新築をこれから検討されている方にとっては、使わない手は無いでしょうね。ある制度はきっちり使うのが正しいと思います。

ただ、住宅エコポイント自体には色々問題もあるみたいです。例えば、消費増税に合わせてといっても、新築やリフォームをそもそも行える方にフォローしてどうすんだって言うものです。ただ、国としては消費税10%っていうと高額な買い物になればなるほど風当たりは強くなるわけで、衣食住に対しての住の部分をどうにかしようって考えかもしれませんね。

エコって考えは間違ってないって思います。地球の活動期とかなんとか言って、温暖化とか信じない方もいますが、活動期のせいだろうが温暖化しているのは間違いないのだから抑えていくのは普通の考えです。それは、みんながやっているからおれもやるって言う理論ですもんね。

しかし、この消費増税に対して、住宅の新築をいまだに国が推しているのはどうかって思います。もう、どう考えたって人口が減少することは分かっていることでしょうし、空き家問題とかも深刻です。そういったことを考えたら、新築とかじゃ無くて中古住宅市場とかに力を入れるべきだと思うんですがね。

TVのCMでも新築の住宅やマンションは相変わらず流れてますけど、実際ほんとうにこれでいいんでしょうかね。低金利なので住宅ローンが楽なのはわかりますが、若い世代の負債(借金)はどんどん増えているらしいですよ。そして、その大きな要因は住宅ローンみたいです。日本の家計の負債は、リーマンショック時を上回る水準にあるみたいですけど・・。

たしかにゼネコンなどの不動産や建築業界を助けるのも分かりますが、そもそももっとこれからを担う世代の負担を抑えることが、大事だと思います。なぜなら、それによって収入に余裕が出来れば、消費にお金が回り、市場でもお金が回りまわって、その結果として国の税収も上がるわけです。そして、その税収増によって年金などの社会保険費も助かるってもんです。

このお金をぐるぐる回して潤わせるって考えに対して、どうも国の施策は近視的な対策しかうってない気がします。もし、金利が上がってしまったら、さらに負債を抱えた世代の負担が大きくなります。この他にも自動車税とか話が上がってますが、地方の大事な財源だから無理っぽそうな気はしますし・・。

自動車税ももちろん不満はあります。私も車使いますので・・。でも、偏った負担が無いって考えでいけば、走行距離が判断基準になるんじゃないですか?重量税とか特にそうですよね。私は通勤距離が長いので1年で1万キロ以上走ってます。通勤距離で税が変わると苦しいんですが、そこで区別される方が納得はしやすい気がします。交通量とか地価だとか、その車の移動でどこの地域が稼いでいるのかとか色々な案は有りそうな気がしますが、複雑になりすぎて難しいのでしょうかね。

今のうちに抜本的な仕組みの変更を考えないと、将来が暗い気がしますが、それは今いる人たちに負担をし得るわけなので、難しそうです。特に多数派になってしまう高齢層から税収を取る方策はなかなか難しいかもしれないです。よく聞く話ですが、日本って幕末みたいにボロボロにならないと動き出さないかもしれませんね。