株について、色々思ったことを書きます。
こんばんは、アリロボスです。アリロボスのアリはまんま蟻です。当て字から当て字しまくってこうなっているので意味は無いです。
ちょっと前にSNSで株の優待について色々な見解がありました。(私は広瀬隆雄氏のツイッターで発見。言い出しっぺは他にいると思います。)私も株式優待は必要ない派というか、その分だけ配当に乗せてくれとは思いますね。日本企業は株主への意識が薄いので、業績が思わしくないと簡単に配当は下げますが、優待ってなかなかやめませんよね。
優待は不公平だという理論は配当のように、持株数で優遇されない、優遇されにくいところだと思います。最近は持株数は保有年数によって若干色を付けるのもありますが、もともと優待反対派にとっては優待に使う費用には当然コストが掛かるわけなので、それだったら配当にして欲しいと思うわけですね。
ただ、ものすごくクリティカルに働く優待があるのも事実です。分かりやすいところだとJRなどの旅客系で、且つ、自分が職業によってか、レジャーなのかは別として必ずその移動手段を使うのであればなかなかコストパフォーマンスが高いと思います。印象としては、自身のサービスや商品を買ってもらうような優待は、効率が良いような気がしますね。でも、「これおたくの会社と関係無いでしょ?」っていうのもあったりするので、全体的に行ったらやっぱり余分なコストが発生していると思います。
ぶっちゃけ、半期前などに優待を希望するか、配当を上乗せするかを選ばせてくれるならまだ納得いきますが、やらないでしょうね~w。フェアじゃ無い理由は他にもあります。例えば海外の株保持者に対してはどうでしょうか?おそらく優待は配ってないわけで、貰っているところと貰っていないところができてしまいますね。優待LOVEな方もいるでしょうけど、現実問題として差別論が出てしまうのは仕方ないと思います。株を多く持っている人ほどリスクを取っているのですから、報われるべきだと思います。優待は公正じゃ無く、平等意識なんですよね。
もう一点。別の話です。私は中部圏なので、それなりに有名な製造業が多かったりします。株を始めようと思った時に、今も思うんですがどうして地元のここを応援しようとか思わなかったか、けっこう不思議に思ってます。たしかにトヨタとか世界展開していて、すでに地元って感じじゃない大きさの企業もありますがね。
なんでかを思い返してみると、私が投資を始めたときに最初に読んだ本って、バフェット関連のものだったんですね。いわゆるワイトモードどか、過去の実績(EPS成長率とか)のチェックとかそういったものから入るようにその本には書いてありました。そして、それに影響されて株を買い始めました。今でも株を購入する前や管理には、EPSやらキャッシュフローなど財務諸表や決算情報をチェックしたりしていて、ほぼ趣味のような感じになってます。
結果としては良かったと思います。地元愛も結構ですが、もっとドラスティックな世界だと思いますし、それが性に合っています。じゃあ、全く地元の企業の銘柄を持っていないのかというとそうでは無いです。それは「ブロンコビリー」と「コメダホールディングス」なんですが、前者は普通に調べて購入し、後者はIPOでした。でも、そのまま持っているのは財務的なものをチェックして自分の納得がいくものだったからです。
ただ、どちらも今後の日本の人口減少などには影響ありそうな銘柄なので、そのあたりは冷静に見ていく必要があると感じてます。がんばってほしいとは思いますが、どうなるんでしょうかね。とにもかくにも、今後の日本の行方に合わせて、日本株の扱い方においては優待や地元愛などの要素が、私の中に出来なかったのは幸いなことかもしれません。株って持っているだけで愛着は出ますからね。しっかりしないとです。
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