マイナス金利は遠い話?でも口座手数料は・・。

いや、この利率で預ける意味も薄らいでいるのになぁ・・。

こんばんは、アリロボスです。このブログ書こうとしてニュースを見ましたが、韓国がGSOMIA破棄みたいですね。まー、ここまで行ったらどちらも腹を割って、ガツガツぶつかれば良いんじゃない?もう、日本も変わってしまったので、すぐに迎合するとは思えないですしね。というか、隣国で仲良くなんて、世界のどこかにあるのかな?

今日の新聞に欧州で個人の預金口座にマイナス金利を課すっていう記事がありました。もっとも、いわゆる富裕層をターゲットにしているので、まだまだ一般市民には遠い話かもしれませんけども・・。

ただ、この記事には邦銀についても経営の検討課題として、このマイナス金利の問題が浮上してきたとあります。まー、世界の中央銀行は、どこもかしこも利下げですし、マイナス金利政策をしている国も多いですから、銀行の収益が懸念される事態は日欧でも同じということらしい。

たしかに日本の銀行でもいまは利ざやが縮小し、収益環境は悪化してます。日本のマイナス金利って当座預金に適用されているんですね。だから、この記事にもあるように大口の顧客が少ない地銀は、当座預金が増えやすく、マイナス金利の影響も大きいっていうのは、あぁ、なるほどって思いました。

ただ、それでおかしな投資商品を金融リテラシーの低い高齢者に売ったりとかは絶対NGでしょうけどね。要は銀行は融資で稼げって話なんでしょうけど、日本の企業自体も先行き不安でなかなか投資に向かない感じもあるので、厳しいのは分かります。ただ、その競争が結果として、筋の悪い銀行は淘汰していくことになるとも思うんですけどね。

しかし、一番気になるのはここです。この記事の中にチラチラと出てくる口座管理料の言葉・・。いや、実現されたら本当にいやですねぇ。りそな銀行とかは残高1万円以下だと年1200円の手数料を普通預金口座の預金者には取るみたいです。

まだ、この預金金額によって、口座管理料を取る、取らないってのは分からないでもないですが、そのうち預金金額問わずで口座管理料を取るような風潮になって行かないかってちょっと怖いですね。

そうなった場合は、おそらくですが、みんな維持管理のコストが安いネット銀行へなびいたり、本当によく使うメインバンクだけ残して、他の銀行口座は解約すると思います。というか、私もそうするでしょう。

もともと投資をしている私にとって、利子も付かない銀行はまさしく生活資金のやりくりで活用するだけですし、一行で1000万円以上しか保証が効かないですからね。それなら証券会社に預けておくことだってできますから。口座管理料が当たり前になるとしたら、ちょっとなぁって思います。

私のメインバンクはいわゆるメガバンクなんですけど、それ以外はほとんどはネット銀行になってます。でも、やっぱりリアルの店舗がある銀行もいくらかは持っておきたいのが心情じゃないですか?例えば、ゆうちょ銀行とか。今はちょっと保険問題で郵政グループは叩かれまくってますが、やっぱりどこにでも店舗がありますからね。都市部に住んでいない人にとっては重要なことです。

私はネット銀行はこれからもっと便利になっていくと思いますが、こういった店舗数が多い、もしくは非常に生活圏に身近なものとかは重要になって来ると思います。例えば、ゆうちょ銀行に近いですが、JAバンクとかもどこにでもありますよね。イオン銀行とかも近所にイオン系列のお店がある人には有意義かもしれません。

この口座管理料っていずれは来る話だとも思います。なぜなら、海外ではけっこう一般的なので・・。ただ、それに向かって生き残っていく銀行とそうでないところでの取捨選択が最初に起きる気がします。