ポイント好き

なんとか統一できんのか・・

こんばんは、アリロボスです。腰痛の痛みもだんだん引いてきました。人間の治癒力ってすごいですねぇ。痛みが引いたらちょっと真面目に腹筋とか背筋とか体幹とか鍛えようかな・・。このまま年取っていくとヤバそう・・。

アマゾン・ジャパンが5月下旬からインターネット通販サイトの全商品に1%以上のポイントを還元するそうですよ。アマゾンはもともとポイントはありましたが、全てが対象じゃ無いのでポイント面だと楽天やヤフーに対して見劣りしてましたからね。ついに対決モードってことかな?

私はインターネットショッピングだと楽天がメインです。理由は簡単で楽天ポイントが付くから、そして、楽天ポイントって楽天証券の投資信託を買えるからです。買い銘柄も決まっていて「楽天・全米株式インデックス・ファンド」です。ETFだとVTIって呼ばれている奴ですね。

私の趣味というか資産運用にもとってもマッチしているので、今は楽天市場って言うわけです。簡単な理由ですね。しかし、このポイントって出品しているところが出しているのは、楽天もアマゾンも共通なわけで、要は値引きみたいなものなんだけど、やっぱり出品側とサイト運営側の力関係がなんとなく分かっちゃいますね。

おそらく、アマゾンや楽天などのECサイトが無くても、個人があっという間にお目当ての商品と希望の価格をネットから探せたり、その保証がちゃんとできていたりしたらこんなことは無いんだけど。それが難しいから、ECの業種があるわけですからねぇ。でも、遠い未来の行きつく先はこのECサイトを中抜きする感じは来るとは思うんですけどね。いつのことやらです。

しかし、日本人はポイントとかおまけ、付録みたいなものが本当に好きですよね。このアマゾンのポイントの話は、日経新聞を読んで知ったわけですが、その記事にはポイントの優待などに好感を抱くかどうか?という質問に対して、日本人は約70%、中国人は約30%、アメリカ人は約20%というアンケート結果も乗っていましたよ。

これって日本の株式の優待とかにも通じる感じがしますね。よくよく考えたら優待品を貰うよりも、配当を増やしてもらった方がいいんだけど、なぜか日本では優待制度が馴染んでいますね。配当で貰っても、税金は取られちゃいますが、優待品ではその品物に変えるまでのコストがさらに掛かってしまうので、より損しているとも言えるわけです。

ただ、この優待品によってさらに自社への商品やサービスを働きかけられるものであれば、さらに需要を呼び込める効果もあるので、一概に全く損とは言えられないのかもしれませんが・・。アメリカ人や中国人は金融リテラシーが高いから、優待を配る配当を出せ言いそうです。

ともかく、こういった優待やポイントとか日本人は好きなんでしょうね。ふるさと納税も、寄付制度が日本はちっとも醸成していないんですが、返礼品のおかげで上手く浸透しました。本当の意味で寄付じゃない気もしますが、悪い話じゃないと思います。

また、ニュースで知ったんですが、ふるさと納税は自治体側の自発的な仕組みで、国が決めたわけでも無いみたいなので、寄付を呼び込む自助努力に近いものだそうです。そう考えると、政府が「3割以上はあかん!」とか、「その土地の産地のものじゃなきゃあかん!!」って言うのも余計なお世話な気もしますね。

しかし、ポイント制度はあれば、消費者側には良い制度かもしれませんが、このポイントの「種類」の乱立ってなんとかなりませんかね。当然ながら、ぜんぜん共通じゃないわけで、こうゆうところをもっと統合するなりできないもんでしょうかね。各企業には溜まったものじゃないかもしれませんが、同じ国に何個ものポイント制度とかあるのは消費行動としても無駄だと思いますけど・・。きっと、こういったことをズバッと大ナタ振って統括するのは、日本じゃ無理そうですねぇ。