素直に外国への思いくらいは言え

なんていうか今のご時世だとがんがん言わないのはそんな気もする

こんばんは、アリロボスです。明日からは7月です。仕事のあり様がちょっと変わって来るのでやや心配なんですが、これもサラリーマンの宿命で、且つ、別に自分のプライベートは守られているんでどうでもいいやって裏では思ってます。

私は株式投資が趣味なので、けっこう世界情勢も気にしています。それであたふたと売ったり買ったりと、テクニカルな投資方法をやっているわけでは無いですが、やっぱり色々参考になったりします。

しかし、世界の情勢は、本当にもう色々ありますね。とっかかりはどのへんだったんでしょうかね。移民問題とか格差問題あたりのワードが目立つようになった頃だと思います。

ただ、最近思っているのは、どこの国でも強いというか、自国ファーストなリーダーが出て来て、それに抗するような立ち位置のグローバル経済を謳うような各国のリーダーも結局似たような立ち振る舞いをしている展開をよく見ます。

もともと相手の気持ちを慮(おもんばか)ってって言うのは日本にはある考えですが、今の世の中そんなの全く関係ない感じですよね。なんか自分の言いたいことを言わない方がバカをみるって感じになってます。

日本って、中国や韓国など仲の悪い国もありますよね。逆に東南アジア諸国とか戦争の過去があっても割かし温厚な感じがします。日本はもっと好かれる国と嫌っている国のメリハリ付けた方がいいと思ったりします。付き合いの中で普通の感情じゃ無いかと思うんですけど。

もっとも、経済面では好き嫌いは無いので、普通にビジネスライクであればいいと思いますよ。ただ、嫌われている国に対して、神経を割きすぎな気がします。別にこっちも思ったことをどんどん言えばいいじゃないかと、それに対して当然相手国も文句言いますが「ふーん、でもこっちは違うから」ってな感じでいいんじゃないですか?

私は日本の有り方がひと昔前の右だとか左だとかって言う時代では無いって思います。ただ、どうみても自分の思ったことをガンガン行ってくる国が、より得になって来る時代になっていると思う。アメリカ大統領は、過去の歴代と比べれば前代未聞ですが、あれだけSNSを使うなんてそれまでで考えられなかったでしょう。そして、それをなんか上手く使ってるし・・。

この個人主義が流行っている状態で、日本はどうも対抗の仕方がちょっと昔っぽい感じがします。リベラルにしても都合が良いというか、自分には甘いとか、ずいぶんダメダメ感があります。ナショナリズムでも、物事の決め方がただただ思いが強いだけで、科学的なデータとか、世界経済の流れを正直に受け止めていない気がします。

どんなところにも良い顔されるなんてのは都合が良すぎる時代なんでしょうね。もっと日本のご都合主義を通して良いと思いますし、メリハリをつけて良いと思います。