回避は無理?でも、多少は何かを持ってないと・・
おはようございます。アリロボスです。ガンプラ、シャアザク完成です。でも、まだ2箱くらいある・・。
投資を始めてから、まだ10年も経っていない私は、いわゆる危機ってやつは体験していない訳ですね。そして、それを予測することはやっぱり難しいって考えてます。何十年も投資をやられている方が痛い目にあうのに、まだまだ新米な私が回避するのは難しいと考えておいた方がいいです。以前の記事にも書きましたが、そういった場合にはどんな形でも撤退しないことが大事だと思っています。(参照:株が暴落する時) そして、生活をしていく上で必要な資金には手をださないことだと思っています。
でも、危機以外でも、こんなことがあったら撤退した方がよさそうだなってことを自分の中に持っておくのは大事だと思うのです。そう思っていても、情弱に動いていざとなったら行動できないなんてことは良くあることかもしれませんが、少なくとも心の準備が全く無いよりはいいと思っています。
危機は予測できないけど、それ以外で気にしないと行けないはいくつか考えてます。まず不正などの発覚です。本日の日経の記事の一部にあるような監査法人と結託するようなものの判別は難しいかもしれませんが、最近ではざらになった企業の虚偽報告だったり、情報の流出問題などは気を付けていれば、すぐに対処も考えられると思います。
こういった問題を起こす中で、ダメだと思う企業は学習能力無く繰り返す企業です。これはもともとの組織が腐っていて変わる体質が無いのか、それを変える実力が無いことが考えられます。今は色んな企業が問題になっていますが、特に顧客への資産を棄損するようなものは早く見切りをつける必要があると思います。ここでの資産はもちろん情報も含みます。
一番最近ですと、アマゾンの中国支部の顧客情報流出ですね。私もここはもっとセンサーを働かさないといけないと思ってて、最初は「またかー」程度に思ってました。ただ、アマゾンやグーグル、フェイスブック、アリババなどが扱う顧客の情報は、見方を変えれば車の未検査などよりもずっと重い意味合いがあります。これらが扱う情報はあらゆるところで利用できる可能性があるわけなので、単純にあるものを購入してそれが不良だった程度の意味合いじゃないんですよね。下手したら企業側に誘導されているかも。(広告とかで考えるとすでにそうかも?)
もう一つは環境の変化に対してでしょうね。これはセンスのいい方なら早く察知できるかも。けっこう情報に偏りがある私はつらいところだと思います。例えば、電子決済が今後台頭してくると思います。完全に変わったら今の現金主体の日本の消費行動は一気に変わるでしょうか?ATMだっていらなくなりますよね。日本は現金主義が強いところと、高齢者が比較的そちらへのシフトが遅いことが予想できます。(分かりづらいならまだ普及の方法もあるでしょうけど、電子決済が信じられないって理由では遅くなるでしょう)おそらく、海外の方が動きがはやいので、そちらの動きも見ておくと事前に察知しやすいかもですね。まぁ、対応が遅いってことは余計に経費が嵩むとも言えるわけですがね。
小売りやサービスなどの消費もどうでしょうか?コンビニとかは、なんやかんやでやはり便利だし、しぶとく生き残ると思います。その理由のいくつかは、高齢者と一人住まいです。日本はこれから(期限付きだけど)ニーズが高まりますから、総合百貨店やスーパーよりもお手軽なコンビニの方が利便性が高いですからね。ミールキットなどの食品や料理の宅食サービスの浸透も気になりますが、コストを考えると高級路線から普及するでしょう。ドローンで配るとかなら話は変わるかもしれませんけど、日本じゃ当分先の話かと。
社会保障がこれからぐっと絞られることと、高齢者が増えることを考えると、ヘルスケアや医療も、これからもっと(期限付きだけど)ニーズが増えると思います。こちらは一時はバブルのような状況になるかもしれませんね。ターゲットが団塊の世代ですから。でも、バブルなので消費元が少なくなれば一気に冷え込みます。現役世代や高齢者世代、学生世代で明確に景況感が分かれるような予感もありますね。本来は社会の次の担い手に循環していくような社会が理想でしょうが、拝金主義に近く、寄付精神にもとぼしい日本では地味に効いてくると考えてます。ただ、盛り上がりやすいのもその特性なので一気に動くかもしれませんが・・。
いずれにしろ、世代間毎での目線を考えないといけないですね。家族や身の回りにそういった人が多い方はけっこう察知しやすいかもです。私の場合は、なにかのバッドニュースやグッドニュースがあった時も、これが今の現役世代なら、高齢者世代ならって考えていくトレーニングを積むしかなさそうです。
また、海外展開している企業はそちらの動きも併せて見る必要が当然あるでしょうね。もしかしたら、そちらに活路を見いだせるかもしれない。逆に国内だけのもの、これは日本国内外問わずでしょうけど、一つのエリアのみで商売をしているようなものはつぶしが効かないわけです。
最近よく思うのは、前述のアマゾンの例もそうですけど、いかに自分が情報を受け取ってからの思考が足りないかってのを自覚するようになりました。これは色々な人の情報を見て学んでいっても、いざその場面に立ってその考えが活用できなくては意味が無いです。つくづく投資に対しての修練はずっと続くものなんだなーと思います。
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