それぞれが言いたいことを言う時代になってきた

色々な場所でゴタゴタが多い年です。そして、経済もつられて右往左往。

アリロボスです。いやー、ネットフリックスの「デアデビル」、シーズン3で打ち切りだそうですよ。ほら、もう!!言わんこっちゃない。打ち切りとかしないで、ディズニーが買い取るとかしてよー。当てつけに別のキャストとかでやりそうでこわいです。ひさびさに面白いドラマだったのに、これは「ジェシカ・ジョーンズ」や「パニッシャー」も無理そうかも・・。もう!!ディズニーレーベルで出せば良いでしょーw。

ほそぼそサラリーマン投資家をやっている身としましては、ひっきりなしに世界各地で起きるゴタゴタは、もううっとおしい限りです。もうちょっと落ち着いた時期もあってほしいんですがね。先週の米中対話で期限付きだけど、ちょっと安心感が漂ったと思ったら、あれですよ。カナダ司法省が発表したファーウェイ副会長の逮捕ですよ。

まぁ、中国とアメリカのやりあいは、長いこと続く(下手したら半世紀とかそんくらい)とは思ってますので、これ自体は「あぁ、さっそく来たか」ですけど、日本市場はちびりすぎ!!なんていうかすぐに上げ下げしちゃうんですよね。アメリカなど世界的な企業と比べて、ROEが低いだの色々言われますが、日本企業自体はやっぱり優良なところが多いと思いますが、こう株価がフラフラしたらたまんないですな。

そんな状況になっているのは、外国ファンドなどのとりあえず何かあったら売っとけ日本株(又は日本円)とか、日銀が緩和で頑張り過ぎちゃって日銀自体が大株主になって、結果として流動している株が少なくなってボラタリティが大きくなっちゃってるの巻とか、もっと日本人が投資活動自体に関心が無いので日本人の思い通りの動きにならないのかなってぼんやり思ってます。

また、日本企業もやっているビジネス自体は色々な分野で中核(素材だったり、部品だったり)になっていることもあるのに、いまいち日本人庶民にはお金が回らないです。政府が良く言っている賃上げですね。どうも心配ばっかりが先に来ちゃって、お金を回すってことが出来なくなっちゃった感じです。まぁ、リーマンショックのようなものが来たらこわいだろうし、日本の人口は減少していくわけだし、警戒するのは分かるけど、その選択しはジリ貧だとも思いますね。どっかで「俺、知らねっ」って感じで日本の優良企業は海外へ移っちゃうつもりでしょうか。

しかし、今年は色々ありますね。アメリカと中国のガチンコは今年が元年かもしれませんね。ペンス副大統領の演説から本気度が伺えます。どうみたって関税って言うよりは、知的財産権の保護とか、技術移転の問題とかが本当の狙い何でしょう。アメリカ企業はこれまでずっと世界最先端で新しい企業が生まれて来ており、ドルも機軸通貨だし、中国が自分たちに取って代わるなんてことは認めるはずもないですしね。

また、面白いと思っているのはイギリスです。(経済的にはぜんぜん面白くないですが)何ていうか、不思議ですよね。EUの中であれだけおいしい居場所にいるのに、離脱しちゃうとは。EU南部諸国と違って、通貨もポンドを持っているし、ヨーロッパの金融センターとしても確固たる地位です。それでも、移民とかそうゆうがイヤだったんでしょうね。たまらなく、いやだったんでしょねぇ・・。若い世代と古い世代で意見が違う傾向が多いっていうのも、あとあとで悲しい結果になる可能性がある気がします。今回の離脱案?でしたっけ?否決されたらどうするんでしょうかね?ハードブレグジットって、一番イギリスにとって最悪だと思うんでしょうけど・・。

中東もアラムコのIPOでちょっと前まではけっこう期待できたのに、いまではトルコの事件とか原油価格の急落とかそれどころじゃないです。また、この事件でトルコの立ち回りとかもなんというかしぶといですねぇ。いつのまにやら非難される側からすっと非難する方へ変わっているというか、外交が上手いっていうんでしょうか。

ロシアもいつもどおりですね。しかし、日本は北方領土の件があるから、なんとも微妙な立ち回りになっちゃうというか、それを上手く使われている感があります。考えてみれば、米大統領の頃から疑惑であったサイバーテロとかもいまだにブスブスくすぶっている訳で、世界のあらゆるところでそれぞれの国が自分たちの思惑で動いているって感じがここ何年かは分かりやすい感じです。本当は昔からあったんでしょうけど、これくらいになると私みたいのでもわかりやすいです。

そして、私たちの日本は暗いニュースばっかりですね。最近ですと外国人労働者の話とかでしょうか?もうすでに日本はかなりの部分を外国人労働者に頼っているのに、「移民じゃないのか、それ」とかそうゆう表面的な指摘ばかりになってる気がします。単純労働頼みの外国人労働者は将来的にもジリ貧になるので、本当は優秀な人たちを率先して取るような方向を目指した方が良い気もします。テクノロジーとかで乗り切る方法もあるでしょうけど、既存のシステムを変えるのが大嫌い人たちが多いので、時間がかかりそうですしね。

もっぱら景気後退局面が近づいてきたって話はちらほら聞きます。経済は波なので良い時も悪い時もあるから、私自身も頭を柔らかくして投資活動をする必要があると思ってます。グロース銘柄はきらいじゃないけど、別にいま無理に買い向かわなくても良いとも言えるし、今買っておけば上がった時ウハウハだなって思う自分も正直なくはないです。どちらかに偏ることなく上手くバランスをもって行きたいです。あと、企業の調査ですね。ビジネスモデルが上手く行っていて、Q売上が順調ならグロース、バリュー問わずいいんじゃないかと思います。だって、何かが起きて、その企業の価値が一気に暴落するなんてことは誰にも読めないです。そこを気にするよりはバランスを気にした方が良いと思います。