定年延長で賃金カーブ抑制

いや、人手不足なら能力主義に変えればいいのでは?

こんばんは、アリロボスです。急に冷えてきましたが、出勤日が雪になるということは、今回の冬ではまだありません。このまま雪が降らなければ行けばいいんですけどね。でも、冬タイヤ履いていても、履いてない車もやっぱり居たりするので、結局足止め渋滞はくらいますし・・。ただ、矛盾した意見になっちゃいますが、あんまり雪が降らないのもせっかく冬タイヤに変えた意味がないって思っちゃうのは何か不思議ですねw。

今日の新聞の記事でちょっとびっくりしました。内容は国家公務員の定年を65歳にするって関連法案の概要が判明したというもの。60歳以降は60歳前の7割程度の水準にして、60歳未満の賃金カーブを抑える。そして、希望すれば65歳まで働ける再雇用制度のようなものはだんだん無くしていくって言うものです。

なるほどなるほどって最初は「へー」ってな感じで読んでました。へー読みです。そして、お国の方は、そういった動きを民間企業へも促していくことを期待するだって。なるほど、民間企業も再雇用制度のところが多いですからね。私の勤める会社もそうです。

ただ、良く見ると60歳未満の賃金カーブを抑えるってところが「ん?」って感じです。これは定年を伸ばす分を現役世代は、我慢しろってことでしょうか?なんか現行の給与制度の整合性取る為だとか言ってるけどさぁ。どうゆうこと?

そもそも民間の再雇用制度って、再雇用者の給料水準が6割だとか5割だとかになるのは、退職金を貰ってしまうからなんでしょ?だから、会社が社員の為に積み立てていたものが、定年でチャラになってしまうので、極端な言い方ですが新入社員のように給与水準がガクッと減ってしまうのは分かります。

この65歳定年の制度って退職金も65歳になるわけですよね。賃金カーブに現役世代まで抑制されるってどうゆうことなんですかね?よく分かんない。たぶん40~50歳とかに最も給料が高くなり、会社が積み立てる額もその当たりが多いわけで、定年65歳と5年間伸びた分だけ、積み立てる額も増やそうってことでしょうか?

でも、退職金を貰って、再雇用で働いた時の給与が割合が、現役時の5~7割って記事の中のアンケートでも書かかれてますけど・・。退職金が65歳になってピークの7割ってのと、退職金もらってピークの5~7割って、これって損してるだけじゃないの?なんかもうちょっと情報が欲しいです。

今の再雇用制度って、やっぱりスキルがある人は残っている印象は確かにあるんです。(まぁ、再雇用を希望すれば企業は断れないので、あんまり能力が無い人も働いていますが、やっぱそれなりの仕事しか回されてませんよ。)でも、これが一律定年65歳になるわけなんでもうちょっと普通の考えになって欲しいです。

要は健康で使える人は年齢に関係無く高給取りでも良いし、年齢や健康によってピークの時のように働けなくなった人は、それなりの待遇にするしかないと思います。働き方改革で同一労働同一賃金って謳っているんだから、こうゆうところもハッキリ変えなよって思っちゃうんですけどね。

希望があれば人は付いていくと思うんですけど、そういったリスクを取る行動って日本は苦手なんでしょうね。私もあまり会社に拠らないで生きていくようなライフスタイルを目指している訳だし、会社だけでなく、国もこんな感じなのでやっぱり自分の身は自分で守るしかないんでしょうね。いや、でも、いつの間にか希望の無い感じになっちゃいましたねぇ。