いや、すごいね。この流れ・・・。もう、とにかく抜け出したいのかなぁ。
こんばんは、アリロボスです。稀勢の里が引退しましたね。相撲はぜんぜん見ないですが、3戦目の負けた時にTV中継で見た横綱の表情はなんとなく「ああ、引退するなぁ」って思いました。相撲業界は何かと大変だし、頑張ってほしかったですね。私は相撲協会は例のゴタゴタで大嫌いですが、相撲自体は生前の祖母が良く見ており、小さい頃はお菓子を食べながら一緒に見ていたのでイメージが良いんですよね。
今日は朝起きてびっくりしました。そして、やっぱりだめなのか・・、とも思いました。何の話かと言うとイギリスのEU離脱案の否決の件です。ま、会社から帰ってから、きちんとニュースや新聞を見たんですけど、思いっきり与党側にも造反がいるんですね。
今の合意案だとずっとEUとのしがらみから抜けられないとEU離脱案を否定しているのが多いのだとか・・。いやぁ、これって離脱しようが、離脱しまいがもうずっとこの因縁は残ると思うんですけどね。
合意なき離脱、つまりハードブレグジットをしたらぶっちゃけ色んな国が迷惑うけちゃうわけですよ。日本だって自動車関連の企業が生産工場をイギリスに持っているので、合意なき離脱となればあっという間に関税が復活するわけですよね。いや、普通で言ったら「どうしてくれんねん!!」って感じじゃ無いですか?どうなるんだろう?「仕方ねーだろ!!」ってすっとぼけそうな気もする。
投資とかもどうなるんでしょうかね?ロンドンがヨーロッパの金融センターなわけですけど、ある日を境にEUじゃない国になっちゃうんだけど、そのまま取引とかできるんでしょうか。でも、ハードブレグジットになったら、あんなところにもう大事な金融センターは置いてはいけないよって話になるんじゃないでしょうか?ヨーロッパ大陸側に中心地が移るんでしょうかね?ハンブルクなのか、パリなのかは分かりませんが・・。
逆にEUの残るってことが再度国民投票みたいなのがあって決まったとしても、ヨーロッパ側の国からしたら「へー」って感じじゃ無いでしょうか?粛々とイギリスにある資産を移動していくと思いますよ。もうあの国民投票の結果で、離脱が決まった瞬間に決まったんじゃないですか?イギリスとEUは家族じゃない。だから、家族じゃないので、普通のお隣さんって感じで対応しますよって。今は金融とかまだ大事なところをもってるからやんわり言ってやるけど、そこが引けたらもうものすごくガンガンいくからなって感じだと思うんですけどね。
しかし、こんな大事なことを決めちゃう国民性ってやっぱすごいですね。日経新聞の記事には、「帝国ノスタルジー」とか書いてあるのもありました。最近の日本のテレビ番組によくある日本すごい系のテーマとかにもちょっと通じるところがあって怖いですね。過去の事象を検証するのは大事だけど、なんでかつてはすごかったのに、今はこうなのかってことを考えた方がマシだと思います。
どうみても後先は悪い方向しか考えられないですけど、こういった思い切った決断をできるのは、ある意味すごいかもしれませんね。国民性として。日本でこういったことができるのかは疑問です。まー、だからと言って、今ゴタゴタしている韓国関係とかでブチ切れちゃうとなかなか困っちゃいますけどね。対抗手段としては、部品とか素材とかを止めてしまうのが日本が出せる一番強いカードだと思いますが、そんなことになったら、もう韓国とは決裂ってことでしょうから・・。日本もけっこうダメージあるだろうし・・
ハードブレグジットなんかされたら、当然株にも影響があるんでしょうね。米国株が主体とは言え、世界的な企業になれば当然ヨーロッパにも展開しているわけで、影響は間違いなくあるでしょう。あと、投資を行う証券口座として、サクソバンク証券とかちょっといいなって考えていたけど、どうなんだろうw。大元の投資銀行はデンマークですけど、完全子会社の証券会社の方はイギリスですよね?さすがにちょっと様子見でしょうかねー。
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