なんとなく身の回りでもあり得そう、そして、なかなか怖いよね・・。
こんばんは、アリロボスです。最近はどうも仕事の調整役の役回りが多いです。でも、正直私のポジションじゃない!!なんというか、ちゃんと上の人がやってほしいですね。フラストレーションたまるわー。でも、やらんと自分の仕事も遅れて来ちゃうので‥。不満言えるのもちゃんとやってこそだもんなぁ。
私は色々な人のブログだったり、SNSをよく見ます。最近、ちょっと自覚しているんですが、自分とちょっと違う考えの人の文章を読むとぞくぞくします。自分の中では、まぁ共感できないものもあるわけなんですが、俯瞰してこうゆう考えもあるのかと理解できるというか、面白いですよね。ただ、あまり自分がこういった方たちのように、自分の考えを全面に押し出して日常を振る舞ってもあんまり良いこと無いのは、悲しいとこではあります。
最近読んだブログというか、ニュースで北野唯我氏の天才と秀才と凡人の話は最近の情報ではとても興味を引きました。これって今の実生活で、それに当たる人が居ないかを見回してみると、実に面白いですよねぇ。人間の性として、どちらの側の人間の振る舞いもなんとなく分かります。ただ、自分がどちらの部類に入るかを詳しく考えちゃうと、なんか落ち込んじゃうので、そちらは気にしないようにしてます。
細かい内容は、著者のブログなど色々ありますので読んでいただければと思います。私がブログで見たのは、天才と秀才と凡人の話です。天才は秀才には興味が無く、凡人には理解して欲しい。秀才は天才に妬みと憧れの相反する感情、凡人は秀才を天才だと感じていて、天才を理解できないから排除するって話です。
要は天才に対する秀才と凡人の扱いが、天才を所謂「干す」を行ってしまうという話ですね。私はやっぱり「凡人」なんだろうなぁって思っちゃうので、ちょっとがっかりした感じになってしまいますが、ここで悲哀を感じたのは天才と秀才と凡人のある部分です。
天才は凡人に理解して欲しい。これって、おもしろいですね。普通の感覚だと、天才は他者の評価などどこ吹く風って感じに思えるのに。これは、若い頃から秀才や凡人の評価に対して、理解されたいと渇望しているためだそうです。ちょっと泣けますねw。
対して、秀才は天才に憧れと妬みの相反する感情を持つので、天才の凄さは分かるけど、自分は到達できない。だから、圧倒的多数の凡人が天才を排除する気持ちを忖度と言うか、利用して排除してしまう。そして、自分がその天才の代わりとして立つという感じ。ある意味で勝ち組な感じですが、その感情面を考えると、ドロドロしており、ある意味でクソな訳ですからね。ただ、自分の幸せを第一に考えるのが人間って訳ですから、当たり前の行動とも言えます。なんか悲哀を感じます。
そして、凡人は天才の考えていることが理解できない。理解できないけど、数としては圧倒的多数な凡人ですから、よくわからないものを排除してしまう。この数の理論で押し切ってしまい、幡から見たら会社や社会、ひょっとしたら自分のお給金などで考えても、勿体ないことをしているのに気づかない。逆に自分たちは正しいことをしたと思っている悲哀があります。
これを見て、私はなんかどこの会社などの集まりも似たようなものなのかなって感じます。たしかに、長くサラリーマンをやっていると、この人はって思う人が、何人か遭遇すると思います。所謂「できる人」ですよね。だれだって、「あの人はすごい」とか思う人はいるんじゃないですか?無いならちょっと気の毒ですね。
このことと先の話を比較して、自分は「あの人はすごい」って思った時に自分はどの立ち位置に居る人なんでしょうかね。凡人ならやはり秀才の方をすごいって思ったってことでしょうか?運良くも(この話では運悪くとも言える)、秀才だとしたら、そのすごいって思った人はその後どうなったでしょうか?どんどん出世している?それとも?
たしかに私も会社員をもうすぐ20年ちかくやっていると、あれってこんな感じだったんじゃないかなって思う例がいくつもあります。ただ、決まって出来る(私としては天才だって思った)人は、会社を色々な形で去っております。この場合はどうなんでしょうかね。天才として次の場所を探しに行ったのか、秀才として実入りがないことを感じて他に当たったのか・・。
逆に今では出世して上にいる人たちはどうでしょうか?あの人はすごいって言われている人もいますし、あれはゴマすりクソ野郎だって評判の方も居ますね。悲しいかな、ゴマすり野郎の方がさらに上に覚えが良かったりします。これは秀才としての天才へのやっかみでしょうか?それとも凡人が、天才への憧れを持った思いか、全く理解できないことからの、やっかみなんでしょうか?
このように自分の立ち位置は、色々考させられる、とても面白い話だと思いました。正直、会社員なわけですから、会社自体が発展してくれれば、そのまま自分も安泰になるはずなんですが、もし重用されている方が自分より優れた方を排除しており、凡人な自分がそれを加担したとしたら、なかなかエグイですよね。
かと言って、私もそんな人の事をあーだこーだと考えるよりも、まず自分の事が大事なわけです。でも、これまでの自分の起こした結果が、少なからず何かに影響しているってなるとちょっと考えさせられます。著者の話では、秀才が天才を排除した場合には、相当な期間で今の現状をブレイクアウトする天才は現れないってことなんでしょうから。(つまり、排除しているわけですね。)
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