次の危機はあれか?

やっぱ利上げだよなー。でも、ITバブルの時とどんな感じで違うんだろう・・。

こんばんは、アリロボスです。来年からNISAを一般から積立に変更しようと考えてますが、まだ今年分の半分は残っていたりして・・。素早く動いて、素早く切り替えて・・。でも、今、高いからなーw。しかし、ノロノロしていると1月分を・・。

投資を始めてもうすぐ10年ってところです。今回のコロナ禍の下げはかなり厳しかったですが、それでもリモートワーク関連など投資できる対象が残っていたので、何とか踏み止まっていたら結局はプラスでした。ワクチンの方も上手く行ってくれるといいんですがね。良い結果に対してはそのまま喜んでますよ。

でも、今回のコロナショックがリーマンショックとか、その前のITバブルだとかに相当するかって言うと、これだけ短期間に変動した分だけ精神的ショックは無かったですし、これまでの〇〇ショックのようにガクブルだったかとはどうしても思えません。悲しいことに、リーマンショックもITバブルショックも、会社員としての影響はあったわけですけど、投資について言えばまだ初めてなかったもんで分からないんですよね。

たしか、私の場合は給与カットまでは無かったと思います。ボーナスは減少したと思いますけどね。今も昔もお偉いポジションじゃ無いので、よくある重役の給与カットなんかも私には関係ない話です。なんかむなしいですけどもw。

コロナ禍もずるずると実体経済のダメージが残っている限りは続くんでしょうけども、「ワクチンができれば」とか「良い治療薬があれば」とかで、なんとか立ち向かえる下地はあるんじゃないかと。まー、全部こけたら正直やばいでしょうけどもね。ただ、改善していくぞって言うニュースが出れば、期待を先行する株式市場は一気に上向いていくって思います。

ただ、その先にあるショックがとても気になります。広瀬隆雄氏のYoutubeライブとかでよく話題に出るピークデジタルってやつですね。ZMやCRWDなどのリモートワーク銘柄や、Eコマースなど銘柄は、このコロナ禍の中では盛況でした。コロナ禍で外に出れないんだからそうだよねってことですね。そして、このコロナ禍で浸透した流れは、やっぱり続くんじゃないかと思います。

よくよく考えれば、「あれ?これって普通に会社に出るより色々お得だぞ?」ってことが、分かる企業にとっては、変わるのに良いきっかけになったでしょうね。ま、日本が元々出遅れていたので、欧米の「あれ?」は、もっともっと使い倒したれという意味で、日本の騒がれ方とは何段階もレベルが違う気はしますけども。

でも、だからと言ってITバブルより危機レベルが小さいかって思わないです。とう言うのも、今の時点でこれらの株価が上がりすぎていて、コロナ禍の影響を逆手に好決算を示しています。しかし、それが一回り(次の期に来たと)したら、それを上回る決算を出せるかというと・・、うーん、厳しいでしょう。上がりすぎだもん。だから、決算が悪ければ下がるのは当然予想できます。

そして、このタイミングって丁度コロナ禍が収まり出すかもしれない時期じゃないですか。とすれば、当然今まで各国の中央銀行がジャブジャブに資金を投入していたの引き揚げてくるわけです。FRBだって利上げとか言い出すでしょう。この利上げが恐ろしいです。巣もごり銘柄のPERは高いですからね。これは将来を見越して、その結果を株価に反映して高くなっているわけだから、利上げによってモロにその影響を受けてしまいます。人の場合のショックとしての喩だと、定年までにローン返済できるわぁって喜んでいたのが、定年後もまだ10年働いてねってイメージでしょうか?わからんけどw。

違うって思っているのは、各銘柄ごとで土台が違うため、その下がり方がばらつく感じはします。ITバブルの時は、もちろん爆心地に関わる企業のダメージはデカかったですけど、今のネット社会のように完全に無いと困るレベルでは無かったと思います。こういう時に代替が効くとなると、一気にそっぽ向かれてしまいます。それでも使わねばやってけないってなると苦しくても使いますよね?リモートワークが無ければダメ!!とか、ネットショッピングじゃ無いとダメ!!って感じと、パソコンやスマホ使っちゃダメってのでは話が違うわけですよね。

その他には、人によって、アマゾンやグーグルのようにあの時のショックを乗り越えて生き残るんじゃないかって思う人もいるでしょう。私もそうであれば良いとは思いますし、そういう企業もあるでしょう。でも、これは人それぞれ環境次第でしょうね。株式投資は、着実に積立てて、年数を積み重ねて行けば資金が増える確率はかなり高いと思います。しかし、このショックがあった時に、数年か数十年かのその上がりを一気に削り取ってしまう瞬間が出来るわけです。それがまだまだ働き盛りの人と、あとちょっとで気ままな余生をって人じゃ受け取り方が全く違いますからね。

もう中年になっている私自身も、早々まだまだ先はあるって感じじゃないのは事実です。決算や状況が変われば、今までチヤホヤしていたものもガラっと見方を変えないとまずいかもですね。うーん、出来るかなぁw。