日本がスーパー301条でゴリゴリやられてきたときより酷いかもしない・・。
こんにちは、アリロボスです。今、ぼーとTVで「池の水を抜いてみた」(再放送)を見てました。いやー、なんかノスタルジックな感じになりますね。私が子供の頃には、確か見かけた生き物とかが出ますからね。ただ、40代の私が子供の頃から、コイやブラックバスはゴロゴロいたけど、子供の時分は外来種や在来種って意識してなかったです。あの時分に外来種対策が何かあれば今とは違ったかも?ってちょっと思います。
前のブログにも書きましたが、アメリカのペンス副大統領の演説は衝撃を受けました。日本のニュースと言うか、主にTVですけど・・、もっと大きく取り上げても良いと思います。トランプ大統領が言うならいざ知らず(笑)、あの副大統領がこのコメントを言うってのが、アメリカは本気だって思えたりします。
よくある対米赤字や、人権問題の指摘、軍事力の拡大などなど、もはや恒例になっている指摘もあります。でも、話の奥底に潜んでいるのは、「あ、こいつらは我々と全く違う連中だ。甘い顔していたら、ずかずかとそのまま家に入り込んで居座るんだ」みたい印象を持っているように思えたこと、自分たちの理想とする世界のイメージと全く違う相手だと思っているんだなってことです。
中国は中国で、おそらくロシアや中東もそうですが、もともと欧米がルールを敷いた世界的な仕組みに対して、完全に与するつもりが無いとは思います。なので、今のグローバル経済のいいとこどりをして、国の統制はやや全体主義的な動きで管理していくような感じに見えるわけです。近年のグローバル経済で、格差が拡大などの問題を見て、やっぱり完全に与するべきじゃないなって案外思ってるかも。
それに対して、アメリカは西欧と同じく、中国の発展が進むと共に民主的だったり、国際的なルールを順守するようになってくると思っていたんでしょうね。今までは。でもそれが違うって分かると、戦わなければならない。そして、旨い具合にトランプ政権が台頭して、本音部分を政権側が代弁というか、人柱になってくれそうなので、ここらで仕切り直しますかと共和党が動き出したってイメージがあります。こうゆうの共和党は好きそうですもんね。
一番まずいって思っているのは知的財産権なんでしょうね。市場開放なんかは今の米政権もある意味逆行しているので何ですが、知的財産の方は絶対譲れないのでしょう。これは今後の100年の国の隆盛が決まってしまう案件です。私も米国株をやっている訳ですが、FAGA銘柄だけでなく、新しく生まれてくる企業もそうで、これほど新しいイノベーションが生まれてくる国ってアメリカくらいだと思います。移民問題で後々のイノベーションの芽を摘み取ってしまうんじゃないかと心配ですが、それでもやっぱりアメリカが最有力じゃないでしょうか?
副大統領のコメントだけでなく、最近のこのあたりのニュースでは、この技術流出や知財権の問題の取り上げ方が目立ちます。中国側は中国側で、他国からのブーイングそっちのけで、自国の情報流出を統制するのに成功したわけです。まぁ、グーグルやアマゾンなど排除して、アリババやテンセントやファーウェイなどが中国国内で台頭してきたわけですからね。米国から見たら、おいおい俺の知財は?とか、そっちでちゃんと商売させろやって言うのもそりゃー出てくるでしょう。なんで合弁会社作らせるの?とかw。ただし、FAGAやアリババなどの今を煌めく世界のIT大企業に、様々な情報が一挙に握られるっていうのは、個人の観点の見方で言うと利便さと天秤に掛けて、リスキーな感じは確かにしますね。EUもそのあたり気にして動き出してますし、昨今頻発している情報流出問題とかされたら困りますもん。このあたりは、国対国の競争の他に、国又は世界的大企業対個人での秘密情報の管理などもあるのでなかなか複雑です。
そして、今回のペンス副大統領のコメントは、経済や人権、軍事、政治への関与など、もう中国との軋轢をこれでもかって挙げてます。この2大覇権国家の対立は、長く長く続くと思うんです。今、中国の経済上のお客様がアメリカになってるので、中国不利な感じです。まー、何か手を打つでしょ。そして、それに対して米も手を打つでしょ。ずーと続くんじゃないの?このやりあいって思ってしまう。
日本は経済面ではどちらとも結びつきが強いので、へんな綱引きに巻き込まれそうですね。私のような一般人だって「あれ、お宅、あっちと随分仲良くやってんじゃない?」とか因縁つけられそうなのは目に浮かびます。できれば、知的財産問題については日本だってかなり参っていると思うので、中国が世界的な知財ルールの枠組みをきちっと守ってくれれば助かるんでしょうけど、本質はどちらの国が覇権を握るかって問題ですからねぇ。どちらも譲らない気がします。
私の投資活動も、日本株は人口減少もあるし、投資としては縮小するでしょうけど、アメリカの経済が堅調な限りは、今のところアメリカ重視で投資を行う他ないでしょうね。一人勝ち状態ですし・・。でも、その後はどうしようって思います。中国は今まさにアメリカとやりあっているし、東南アジアや南アジアなどの新興国も、アメリカの国債利回りが好調なので、資本が流出していってますね。じゃー、残るはヨーロッパか、と言ってもブレグジットの件やイタリアの件があります。問題だらけじゃん。
じゃー、どうすんだってことですね。どうしよう。仮想通貨は、魅力は個人的にありますが、隣の惑星みたいな感じでまだフロンティアすぎますしねぇ。案外国債を使っておくのも手かもしれませんね。昔、確定拠出年金でどうにもこうにも下がっている時期(アベノミクス前ですね)に債券を扱うインデックス投資で踏みとどまってましたが・・。あんまり国債って詳しくないんですけど、これからちょっと勉強しようかな・・。
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