環境問題の番組を見て

大事だと思うし、先進国が一番色々背負う必要があるのは、理屈にはかなっていると思う。でも、きれいなところだけを情報として受け取ってるかもって思うと考えさせられますね。

こんばんは、アリロボスです。急に冷えてきました。なんかもう急すぎるんですよね。秋らしい秋があんまり感じられないのはなんか悲しいですね。

最近は環境問題が盛んに言われてます。カーボンニュートラルとか世界各国政府がけっこう野心的な目標を立ててます。温暖化などで災害が起きやすいって話は、本当の事でしょうし、せめて人間が出す影響を抑えていくってのは分かる話です。

ただ、TVでの環境問題を謳う番組を見て思うことがあるんですね。先進国の話ばかりってこと。途上国の意見とかももっとオープンに放映してほしいなって思います。よく環境問題のデモの映像が、こういった番組では流れるんだけど、大抵は先進国の若者たちのデモの場合が多いです。

もちろん、我々のように先に逝ってしまう年代の人に比べて、若い世代が怒るのは無理もないことだと思うんですがね。じゃあ、途上国の若者とかはどんな感じなんだろう?って思っちゃうんですよ。そこが知りたいです。もちろん、環境に無頓着だって言う意味で言ってるわけじゃないんですよ。途上国だって環境問題をモロに喰らう地域はあるだろうし、分かりやすいのは水面上昇とかね。

でも、環境問題でみんなが我慢するって意味合いで、まだこれから発展する国々と先進国じゃあ、ちょっと意見が違うんじゃないかと思いますし、それで発展するのをブレーキされるのはたまらないって思いもあるんじゃないでしょうか?

この先進国と途上国との環境問題での意識がどうなのか?なんか歪みはあるのか?そういったところがメディアの放映ではあんまり無いんですよね。下手したら、環境問題対策に影響を喰らう人たちのデモ(例えば、火力発電とかね。)とかの映像だって、番組全体の長さで言ったらちょっとしか放映しない感じなのです。なんか、もうそういった面を放送したらダメみたいな雰囲気がありそう。(これもポリコネ?)

ぶっちゃけ途上国側としては、環境問題施策には当然先進国も全面的に支援してくれるんでしょ?的なところが、本音としてあると思ってるんですね。自分たちだけがすでに上がりになっていて、これからは環境を守ろうって言うのは、その意義は分かるんですが、それを守れない、もしくはその対応によって発展が阻害されてしまうような途上国としてはどうなんだろうって気になります。例えばEUの炭素税とか、問答無用で途上国とかにも言うのかなー?どうなのかなー?って思ってるんですね。

我々の努力によって発展したんだから各自でがんばんなよって先進国が行ってしまうと、もうどうしようもない気がします。だって、自分たちが発展した来た時には、ばんばん炭素出してたし、安い人件費を求めて途上国へ進出する企業もあったでしょう?って当然考えないですか?

今は先進国が大風呂敷を掲げて、目標に向けっていく姿勢を見せてます。それは大事なことだと思います。でも、全ての国が繁栄度合いで横並びで無いことは明白なわけで、今後環境問題対策において、その差をどうするのかってことはすごく関心があります。要は、このことに先進国は目をつぶってしまうのかってことですね。