老害、軽い言葉じゃ無い

この言葉は重い。簡単に使わない方が身の為。人の尊厳まで気づ付けるかも。

こんばんは、アリロボスです。今週も終わりです。なんかトラブル続きでいつもと違う感じで疲れました。

最近はネットで簡単に老害って言葉を耳にします。これって年を取っている方に対して漠然と使いすぎなような気がします。自分と考えが違ったり、世代毎から来る慣習だったり、意見の対立だったりで軽々しく使いすぎな気がするんですね。

基本的に若い人が年長の人をあーだこーだ言うのって、どの世代でもある話です。逆もそうで、今の若いもんは的な言葉も同じですね。私だって上の世代にも下の世代にもそう思ったことは普通にありますよ。ただ、こういったファーストコンタクトで年長の方に老害って言うのは違うと思います。

老害っていうものは、もっとおどろおどろしいものだと私は考えます。なんとゆうか暗く、その先に光が無いような感じです。それで居て当人やその取り巻く環境の異常さは、その状態が普通なので変わらない感じです。近い感覚で言うと、これは若いとか老いとかは関係ないですが例を挙げます。

例えば、自身が死にたいって思っていて、「死刑になりたかった」と言って見も知らず人を巻き添えにする犯罪ってありますよね。犯罪者にとっては、どこまで理解しているかは不明ですが、死が希望の光であるわけですけど、それに巻き込まれた罪もない人たちにとっては酷い話です。それはもう本人がなんの自覚も無く、いきなり絶望の前に立たされたような感じです。家族や近しい人だってひどいショックを与えるでしょう。

私のイメージしている老害って、そのくらいドロドロしている感情だと思うんですよね。村八分ってのもそれに近いと思います。その土地のルールや儀礼は確かにあるし、否定もしません。ただ、人間って生きていけば必ず新しい出会いだとか、新体験だとか、新しい発明やらルールやら色んなものに出会うじゃないですか?新しい出会いに迎合しろとは言いませんが、でも、ただ他社の何も見ようとも、聞こうともせずに否定することが、とっても気持ち悪いことをしているって、普通の人間なら出来ることなのに、その判断が出来ない。そして、変わらないし、変わるつもりも無い。その中で生きている人は、その村の年長者が死ねば変わると思っているんでしょうかね。その頃には毒されて、自分がそれになっていると思います。

他にも、周りの足を引っ張る方とかも会社にいませんか?誰にも迷惑かけてないのなら、まだ良いですが、自分の役割すら満足にこなしていない。窘めると、粘着で執拗な対応を見せたりする。分かりやすいクレームとかで無く、何かの仕事の依頼や連絡でも、その当人で無く、その上司に周りが伝えて当人に連絡が来るような方はいますでしょうか?おそらく、こいつはやっかいだって思われているから、遠回しの対応をされるんです。

そういった方のよくある傾向が、周りまで変な影響をおよぼすことです。権力を持った人だとパワハラとかにも該当するかもしれません。その影響が行き届いている組織やグループは、自分たちと違う考えの人たちとは徹底的にぶつかりますし、何かにつけて文句を言います。会社ではある程度統一されたルールがあるのに、なぜかあの部署だけ違うなって思うことないでしょうか?あれの悪い方向に振れている感じだと思います。

こういった例は必ずしも年長の方々にだけ当てはまるものでは無いけれど、周りを巻き込んで悪い空気にして行くというか、人を不幸せな方向にしていく感じまで行くと老害って呼べるような気がします。単純に相手にしないや避ければいいだけの人を揶揄する言葉じゃ無いと思うのです。

それにこの言葉は、その人に言ったが最後もう後戻りはできません。その言葉によって、その人は本当の老害に目覚めるかもしれませんからね。