投資スタイルと現実との齟齬

いやー、困っちゃうんよ。しっかりしてくれよー。

こんにちはー、アリロボスです。ちなみにアリロボスの”ス”は数字の3です。意味?無いですよw。

投資をやっていくと、買うよりも売ることの方がずっと難しいことは、けっこう賛同いただけるかと思います。「おれは全然難しくないよ」って方、お帰りはあちらです。あ、ごめんなさい、うそです。(撤退の仕方①)

私自身は、その企業をじっくり調べてから、その株を買う趣向が強いですが、別段それだけに拘ってなくて、今はこのブームがあるというものは、乗ったりすることもあります。

でも、デイトレードやスイングトレードのような時間軸での売り買いじゃ無いですけどね。これは、そのスタイルを否定するのでは無くて、平日の日中は普通に働いているんで、やれないからです。せいぜい指値とか逆指値とかを前の晩に入れておくくらいで、勤務時間中にごにょごにょしたりましません。私の務め先もコンプライアンスとかうるさくなってますので・・

「真面目か!」じゃなくて、平日の労働も種銭を稼ぐための大事な活動ですので、供給元を自分でつぶす行動は割に合わないだけです。それよか残業を少なくするために、キビキビやっていた方が、その後の時間も出来て良いし。

話は反れてしまいましたが、私が株を売るときは、じっくり調べた企業の株は長く持つことが多いですが、ブームというか軽い感じで購入したものは、そのストーリーが崩れそうならすぐに撤退する感じです。これらの株ですが、いつのまにか、長期投資の株とごっちゃにしないように気をつけてます。

ただ、すぐに「売り」に動くことも当然あります。それは昨今よくニュースである企業が不正を行ったり、明らかにこれまでのロジックと違うアクションをしたときなどです。稼ぎ部門を売ったりとか、全くなじみの無い、普通に見ても無理だろうと思われる新分野へ挑戦するとかの場合です。ある程度投資をやっている方には、こういったことに遭遇するのはめずらしくないと思います。

近年は虚偽報告だったりのニュースは、政治や市井(しせい)を問わずブームになってますが、やっぱりこういったことがあると、その企業を調べて買った根拠そのものが崩されてしまうので、手放そうと思っちゃいますね。悲しいし、自分の否定にもなりそうでやな気分です。

ちなみに今の不正企業で、虚偽報告とかを行うのは、伝統のある会社がよくやっているイメージありますね。やっぱり政治と同じでやってんだなーって印象です。逆に、若い企業の場合は、懐が甘いとか、消費者を舐めてるとか体制がきっちりしていない感じの場合が多いなーって気がします。

もう一点は、企業があたらしい分野へ挑戦する場合、これの基本はその企業の業務形態の裾野を広げるとか、相乗効果が望めるとか言う理由だとしっくりすることもあるんだけど、「なぜそこに手をだす?」っていうなんか山師的な動きをされる場合は、うーんて思っちゃいますね。ここらの見極めは難しい場合があります。その企業のトップの受け答えとかがチョロいと分かりやすいんですけど、天才発言と紙一重の可能性もありますし・・。

と言う感じで、バッドニュース的なものに反応して売ることがこれまでに何度かあったりします。実は不正していたとかを事前に見極めるのは、その企業の一員じゃない限りはまず無理なので仕方ないことだと思いますが、自分が自信を持って買った株がそうゆう目に合うと、なんかがっかりしますね。

ただ、そういった行動に対して現実部分の齟齬が、よけいイライラさせるんですよね。つまり、自分の生活において購入したモノがその企業のブランドだったりするわけです。もともと使い捨てというか、一般消費財みたいなものは、それを今後買わなければすむはずです。でも、電化製品だったり、自動車だったりするとどうでしょうか?簡単にポイって行きませんよね。「おーまーえーなー(怒)」って感じでしょうか。

私も匿名でブログをやっている訳で、フェアじゃ無いので企業名は出しませんが、自動車だったり、一部電化製品が当てはまったりするんですよね。特に自動車とかはディーラーに点検に持っていくと、「まだ、問題はありませんね」的な受け答えされると、「まずはそっちがしっかりしろ」ってぼやきたいです。もちろん、そんなこと言いませんけどね。店員に行っても詮無きことで、株主のアンケートとかに書けばよいので。

ただ、その自動車や電化製品には生活を共にしてきた愛着があってですね。しかし、投資やっている者の面からいうと「こいつはだめだわ」って判定を下してる自分も居て、けっこうジレンマがあるんですよね。まぁ、実際にその購入物が問題があると論外ですが、すこぶる良好でもやっぱり気になっちゃうんですよね。